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やっぱフタ付きでしょー。ヨチヨチ歩き始めた赤ちゃんへのゴミ箱対策!

小さい子どもがいると困るものの一つがゴミ置き場。あなたはどうしていますか?

我が家は年子の長女、次女に続いて長女より10歳離れた三女がいます。長女と、次女の成長とともにゴミ箱とその置き場もいろいろと変わってきて、三女が生まれた頃は生ゴミ以外は全てフタなしのゴミ箱でした。

理由は

捨てやすい
何を捨てたか見えるので子どもの捨て間違いを発見しやすいから
容量オーバーでも内袋を立てれば何とか収集日まで持つから

など、どちらかというと合理性を重視していました。

ところが、三女が歩き始めるようになると、ちょうど彼女の目の高さにゴミが見える!とにかくさわるさわる、引っ張り出す引っ張り出す、ちょっと目を離したすきにやられて大騒ぎです。毎日「だめ!だめ!」の繰り返しになってしまいました。そもそもゴミを目の付くところにおいているのがダメなのですが、台所で動いているときにしょっちゅう出てくるゴミはやはり近くにゴミ箱がないと困るし、かといって毎日のようにダメダメ言っているのも無駄だし…こりゃいかんなと悩んでいました。

いろいろと悩んだ末に、出した結論は、ゴミ箱をフタ付きの物にする、ということです。

生ゴミ箱はフタ付きのためなのか、わざわざ開けてまでゴミを引っ張り出すようなことがなかったので、とりあえずゴミが直接見えなければ解決だろうと。ゴミを捨てる度に手を汚したくなかったので、回転式フタではなく足踏み式フタを選びました。引っ張り出されることはほぼなくなりましたよ。

ただしフタ付きになったので、今までよりもフタが開く分の上部空間を広めにとる必要が出たこと、空間を今までよりも使う割には容量以上にゴミを入れられなくなってゴミがはみ出すようになったことが痛手でした。目一杯ゴミが入っているとフタと本体にスキマができてゴミがうっすらと見えてしまい、それをめざとく三女に発見されてゴミを出されるのもちょっとつらいです。あふれそうになったらこまめに袋を取り替える必要が出てきたり、なんだかんだで結局今までよりもゴミ置き場が増えてしまいました。

ゴミを引っ張り出すのも今のうちだけだし、フタ付きにしたら出されるのは減ったわけだし、まあ仕方ないからこれで良しとするか、で現在のところは落ち着いています。

ゴミ教育もなかなか大変ですよねぇ~。

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なぜ私はテープ式オムツ交換で失敗しないのか

おしめ交換の最中にオシッコやウンチをされて床周辺を汚してしまった!こんな失敗は新生児などテープ式紙オムツを使用する期間によくあることですよね。そんなオムツ交換時の失敗をくい止める簡単かつ新たな出費の必要が全くない工夫を紹介します。

オムツ空白時間が超危険!

においや交換サイン、湿り具合などで「もうすぐ換え時だな」とオムツを交換しますよね。テープ式紙オムツを使う時期には、交換最中にオシッコやウンチがまた出てくることがあるので油断できません。

特に危険なのが、古いオシメをはずして新しいオシメを敷く時にできる一瞬の「オシメ空白時間」です。ほんの一瞬ですが、おしり丸出しにも関わらず、おしりと床の間にオムツが無い時間ができてしまいます。この空白時間の間にもらされてしまうことが、笑い事のようによくあります。

あわてて茶色いブツのついた古いオシメをあててしまうとブツが勢いで床に転がったり、ちょっとやわらかめだと汚染区域を広げてしまう結果に。かといって、新しいオシメをあてると、きれいにお尻にあたれば「はー、助かった」で済みますが、あてられずにオシメの外側が汚染物質によっていまわしい茶色になったりと、もう大変な目にあうこともあります。その上、新しいオムツを使ってしまうと、さらにまた新しいオムツを用意しなければならず、そのためにはまず手を洗って…など散々ですよね。

空白時間をつくらない!

空白時間中の事故を減らす為にオムツ交換時専用のバスタオルを用意するという方法が一般的でしょう。しかし、それではバスタオルという大物洗濯が増えるリスクを抱えることになってしまいますよね。一回の交換に対し新しいオムツを2、3枚用意しておくという方法もありますが、使わなかったオムツをまた戻さなければならずに面倒です。もとをただせば、そもそも空白時間さえなければ、ひどい目にあう確率を減らせるはずです。

そこで私はオムツ交換時に、ある工夫をしていました。

工夫…敷くだけ!

工夫と言っても簡単なことです。

古いオムツをはずす前に、まず新しいオムツをお尻の下に敷いておくだけ。つまり、新しいオムツを「バスタオル」として使う感覚です。

下はイメージ図です。

赤子のオケツ
古いオシメ ← 引っこ抜く
新しいオシメ

これならば古いオムツをはずしても、新しいオムツがすでに敷いてある状態ですので、空白時間ができません。仮に、新しいオムツになった瞬間に出されたとしても、慌てずにパッと一度閉じてしまえば良いのです。そもそもテープ式紙オムツを使っているような期間のオムツは大量消費財ですから、新しいオムツにしたとたんにまた交換しなければいけないことなど想定内。とりあえず手を洗い、新しいお尻拭きやオムツを追加で用意して、などを落ち着いて行うことができます。

これで汚された床を掃除する間に暴れられて、にっちもさっちも行かなくなるなどという悲劇ともおさらばです。

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マニキュア禁止!でも爪オシャレする方法

爪にオシャレといったらやっぱりマニキュアやストーンを使ったネイルアートですよね。でも、学校や職場環境によっては禁止されていることも多いです。そんな状況でもさりげなく爪をオシャレにできる方法を紹介します。

とりあえず爪ケアから

爪オシャレしたいのに無惨な噛み後があると台無しですね。
爪を噛むクセがあるならやめましょう。爪を噛みたくなったらガムや噛みごたえのある珍味などを噛むのがおすすめです。

さらに爪先へ栄養補給するクリームを塗ると「ケアしてる感」が高まります(→爪クリーム)。

どのくらいの長さまで爪を伸ばせるかは職場環境によっても違います。長すぎれば日常生活にも支障をきたしますので、やはり「ほどほど」が無難ですね。

磨いてピカピカ

爪は表面を磨くだけでもツヤが出ることをご存じですか?爪の表面を磨くために専用のヤスリも販売されています。この爪磨きヤスリを使って爪をピカピカに光らせましょう。

やり方はとっても簡単で、まず粗めのヤスリで表面を磨いたら、次にやや細かいヤスリで磨きます。最後にコンパウンドと呼ばれる練り状になった細かい磨き粉を専用道具に付けて仕上げます。たったこれだけで爪が光輝きますので、マニキュアなんか付けなくてもオシャレを楽しめますよね。あまり光らせたくないときには最後の仕上げをしないという方法もアリ。中間仕上げでも爪の表面が整っているのでキレイに見えます。

磨きすぎに注意して!

コツは何と言ってもあまり磨きすぎないことです。ヤスリで磨きますので、爪の表面は若干でも削られます。爪が薄くなるということですね。磨きすぎると、爪が薄くなりすぎて爪が割れてしまったり、爪に圧力がかかったときに痛みを感じるようになってしまいます。

一度磨いてみたけれど思ったように光らないから、といってもう一度最初からゴシゴシするのは避けましょう。

毎日のように磨くのも×。爪が完全に生え変わるのには時間がかかります。毎日磨き続けると、やはり爪が薄くなってしまうので避けましょう。

いかがでしたか?ちょっとしたことでもオシャレは楽しめます。ぜひ試してみてください。

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腰痛になりたくなければ背中を曲げるな

イタタタタ!今日も腰痛になりましたね。どうしてこんなに腰が痛くなるのか、もしかしてその原因はあなたの動作に関係あるかもしれません。

筋力トレーニングでは常識

バーベルなどを使った筋力トレーニングを行うときに注意しなければいけないことの一つに「背中を曲げて持ち上げない」というものがあります。背中を曲げた状態で重たい物を持ち上げると腰痛になるからです。

これを防ぐために、テーピングや矯正ベルトなどを使用するぐらい、トレーニングをする人は気を使います。

日常動作が危険

日常動作では筋力トレーニングほど気を使うことがありませんよね。ところが、背中を曲げることは日常に多くあります。

掃除の時に水をくんだバケツを持ち上げたり、ローテーブルに置いた新聞紙を取るときなど、いわゆるちょっとかがんだ姿勢を取るようなときです。このような姿勢を取るときは何気ない動作であり、腰痛になるかもしれないなんてこれっぽちも考えていないので、背中を曲げないように姿勢に注意しながら動こうなんて、普段からよほど気をつけていない限りしません。

これが危険なのです。

こんなことでも腰痛になっちゃうよ

重たい物を持っていないときでも、中腰は危険です。

たとえば、歯を磨いた後のうがいでグチュグチュペーッとやった拍子にイタタとか、立ったまま靴下や靴を履くとか、くしゃみをしたときに思わずかがんだらとか、ほんのささいなことでも腰を痛めることがあります。

私は運動不足解消のためにストレッチ途中で自転車こぎスタイルをとったらグキってなったことが。運動不足による腰痛を解消しようとして腰痛になったら全く意味がないですよ。腰痛になるとほんとつらいです。何をするにしても、ほんのちょっと動こうとする度にビギっとなって、かなり切ないです。腰痛になぞならないほうが良いですよ。

腰痛になりたくなければ、背中を曲げるような動作はやめましょうね。

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重たっ!除雪時には腰痛ベルトでリスク回避方法

毎日降る雪にうんざりですね!うんざりしながら雪かきをしていて、ついつい無理をして腰痛になると目も当てられません。何をするにもつらく切なくなる腰痛を回避するため私はこれを使っています。

毎日違う雪質

北海道はニセコあたりのパウダースノーが有名なので、除雪つまり雪かきはフワッフワッて感じかな?と思っていらっしゃる方も多いかと思います。ところが、ちょっとした気温の変化でふわふわのパウダーになることもあれば、ベットリ重たい雪になることもあるんです。パウダーでも量が多いと爆重です。
私が住んでいる札幌は、幸か不幸か人口が比較的多い都市であり、かつ車社会なので雪が降った日は「除雪車」と呼ばれる車が道路の雪かきをします。除雪してもらえるのはありがたいんですが、その結果として玄関前には大量の圧雪がおかれることに。この圧雪は通行車が踏みつぶして固めた雪を除雪車が削り取って行くためにできるものです。全ての道路を短時間で除雪する必要があるので、削り取った雪すべてを取り除きながら、つまり排雪しながら行くことは無理。道路脇には削りかすがちょっとした山になるんです。これが重たいのなんの、札幌市へ除雪に対する苦情のほとんどが「圧雪なんとかしろ」を占めるくらいなのです。

あ、でももちろん除雪作業をする人たちに対してはとても感謝している人がほとんどであることは言うまでもありませんよ。

除雪の姿勢はそもそも危険

除雪では腰を曲げてしまいがちです。そして背中も曲がりがちに。

筋力トレーニングをする人にとっては常識かもしれませんが、重たい物を持ち上げるという動作をするときに背中を曲げると必ず腰を痛めます。

これは除雪作業でも同じですよね。除雪作業中に背中を曲げて重たい雪を「よいしょ」と持ち上げようとすれば腰を痛めてしまいます。

腰痛を防ぐためには、

そもそも重たい雪を一度に持ち上げようとしない
体全体を使って雪かきをする
ひねり動作をしない

などが挙げられますが、それでもついつい無理をやってしまうことがあります。除雪は面倒なので早く終わらせたい心理が働くんですよね。

着て防ぐのが効果的

オリンピックなどで重量挙げ選手が腰に何か巻き付けているのを見たことはありませんか?

腰痛ベルトと言われ、腰痛の防止や緩和を目的に用いられる、要はコルセットです。私はこれを趣味のかたづけでタンスを動かして腰痛になったとき、叔父さんに教えてもらって使い始めました。痛みが軽減したので、以来使い続けています。重量挙げはちょっと特殊ですが、重たい物を持ち上げる動作が多い宅配作業員や、腰痛がありながらも立ち仕事が多い職業の人などに愛用されています。妊娠時に妻が使っていた犬帯も同じような物ですね。

この腰痛ベルトを除雪時に使用することで無意識に腰痛リスクの高い姿勢を避けることができます。それでも心配な人は猫背矯正ベルトも併用すると背骨を曲げずに除雪作業ができますね。

私はうっすらサラサラパウダーが降った日でも、前回そのへんに積んでおいた固まり雪を片づけることがあるので、腰痛ベルトを必ず着用し、腰を痛めないように注意しています。

腰痛になると本当にちょっとの動作がつらくなりますよね。ほぼ毎日のように雪かきがある時に無理をしないのはもちろん、雪かき前のストレッチやコルセットの着用などでケガを防止しましょう。

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ほ乳瓶の消毒、長女の場合、次女の場合、そして三女の場合比較

ほ乳瓶を使う方が悩むのが消毒の方法。そもそも消毒をするべきなのかですら悩みますよね。三人の娘を育ててきた中で変わっていったほ乳瓶の消毒方法を紹介します。

長女の時

赤ちゃんを育てるのがそもそも初めて。なにをどうすれば良いのかわかりませんでした。別に消毒する必要なんてないんじゃないかとも思うけれど、わからないことだし、とりあえず何らかの消毒はした方が良いんじゃないかということで夫婦の意見が一致したので最初は煮沸消毒をしてみたんです。

「めんどくさいね」

煮沸消毒は正直なところ手間をかける時間が長くて、毎回するのは無理なんじゃないかと思いました。そこで次にやったのが消毒液による消毒法。何かでもらったサンプルがあったので、じゃあ試してみようかとなりました。

「漬けるだけだし良いんじゃないの?」

洗った後に消毒液に漬けておくだけであとは使うときにすすぐだけなので楽でした。ただし、新しい消毒液に取り替える必要があるので、なくなったら買ってこなくてはならないです。消毒液を入れる容器や置き場所も必要だし。もう一つ電子レンジによる煮沸消毒法っていうのも候補に挙がったのですが、これをやるには専用容器を買う必要があります。もし気に食わなかったら損するので、結局楽な消毒液を使うことにしました。

次女の場合

長女と次女は年子です。長女の時から「やっぱり消毒なんてしなくても良いのでは?」という疑問が続いていたのですが、とりあえず消毒液も残っていたので最初の頃は消毒してました。でも、やっぱり消毒容器がジャマだったので、いい加減次女が大きくなってきて消毒液が切れた頃にやめてみました。別に問題なかったです。

三女の場合

妻は消毒液買った方が良いのかなぁみたいなことを言っていましたが、主に子育てをしていた私は断固反対。一度使い始めるとダラダラ続くし、その負担が最終的に自分に来るので。消毒は一番最初のほ乳瓶使いはじめだけ、ほ乳瓶本体をナベでグツグツ煮て「はい、消毒終わったよー」。その後は普段使う食器と同じように洗って終わり、消毒なんてしてません。現在1歳半、元気に育ってますよ。

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今日からお風呂があなたの部屋ねって言われたらどうします?

もちろん困ります!さすがにお風呂は冗談ですが、それに近い状況は本当に…。今でこそ笑い話にできる私が、その時に身につけたかたづけの考え方を紹介します。

まだ夢に出てくる…あの衝撃は決して忘れない

新聞奨学生ってご存じですか?進学のお金と生活費を出してもらうために新聞配達をするという奨学制度です。まあ、あれなんですがね。新聞奨学生として夢と希望と決意を胸に秘めてやってきた東京のとある新聞販売所。今日からここが君の部屋、と案内されたところに愕然としました。

え?これ部屋?

せっま!

最初見たとき部屋だと思いませんでした。あまりにも狭いので。私、「タコ部屋」って実際のものを見たことありませんが、部屋を見た瞬間にこの言葉が思い浮かびましたね。

広さはたぶん約2.5畳くらい?もう昔のことだし詳しい寸法データが残念ながら残ってないんでおそらくこれくらいだったという感じなんですけれど。もちろん自分の部屋と言っても服と布団、それから私物を置くだけで、食事や風呂、洗面所、トイレなどは別に共用スペースを使おうねっていうスタイルです。しかしその狭さが強烈でした。

私、先ほど「約」2.5畳と書いたにも理由があるんですね。どういうことかと申しますと、布団スペースとして使うであろう畳一畳分は隣の人と上下で共用なんですよ。もちろん薄いベニヤ板で壁として仕切られていて、何とか個室を保ってはいたんです。

「」

イメージで言うとこんな感じ、ですかね;;;。学校でイスを二つくっつけて運びますよね。あれがそれぞれ部屋になっていると考えればわかりやすいのでは。ちなみに私は寝るスペースが下側だったのでまだ良かったんですが、隣の人の部屋を想像すると痛ましかったですねぇ。昔は4畳半の相部屋として使っていたのかしら?と思ったり。

いや、もちろんそれよりすごいところに住んでいたぜ、とかもっとすごいところに住んでいるぜ!っていう人もいるだろうと思いますし、個室があるだけマシ?みたいな考え方もできるんですけどね。

ちなみに実家に住んでいたときは6畳の一人部屋があたっていました。実家、結構広いんですよ。まあ、具体的なのは置いといても良いんです。激狭な部屋へ行ってザマー見ろとでも笑っていただければ幸いです。

しかし、そんな事を話したいんじゃないんです!前置き長すぎですけど、ここからが本題ですよ。

生き延びるために選べ

とにかくあてがわれた部屋は狭かったんで、いっそ「じゃあやめます」と言いたかったんですが状況的に無理だし最低一年はそこにいなければいけないと。そうやって追いつめられると考えざるを得ないんですよね。「どうやってこの狭い部屋で一年生き延びるか」と。一般的な若者とほぼ同じだったので、本やCDやラジカセ、ゲームやテレビ、ビデオデッキ、ギターとアンプ、それから勉強道具なんかを持っていったんですが、そんなものを全て置くスペースはどう考えてもないわけです。自分のパソコンも買おうかなぁなどと考えていたんですが、即あきらめました。優先順位を付けることにしたんです。

最低限必要なのはお金と服と布団です。もともとおしゃれには関心がなかったので洗濯でまわる程度しか持ってなかったのでそんなにこまらなかったです。それから歯ブラシとかタオルとかの身支度品など日常生活に絶対必要なものですよね。あとは勉強道具。もちろんそのために新聞奨学生にまでなって行ったので当たり前と言えば当たり前。まあ、周囲にはそうじゃない人もいましたけど。

問題はそれ以外ですよね。まあほぼ娯楽関連物です。本は勉強に関するもの以外はとりあえず実家で保存することに。それでも本好きでしょっちゅう買って増えるので一度読んだら一定数たまるごとに実家へ送ってました。CDも同じような感じなんですが本ほどはたまらなかったので聴かなくても我慢できそうなものは実家へ。ゲームは以前から「こんな物、気分悪くなるまで熱中して何時間も過ごすくらいならやめた方が良いんじゃないか」と疑問を持ち続けていたので、思い切ってやめてみたんです。禁断症状でも出るかなぁと思っていたんですが、案外無くても平気だったので、とりあえず実家へ送っちゃいました。今でもゲームやりますけど、たしなむ程度ですね。残ったのはテレビとビデオとラジカセとギターで、何とか置けました。ギターはそのころの心の友だったので残りましたねぇ。テレビは今ほとんど観ませんねぇ。

現在ならノートパソコンとかタブレットとかスマホにでもデータとして入れておけそうですけど、そのころはそんなもの一般的ではなかったので手放すしかありませんでした。と言っても、私の場合一年限定だったので捨てずに実家へ戻しただけですけど。

逆に増えた物は?

それまでおこづかい程度のお金しか扱ってなかったのが、奨学生とは言え給料が出て、財布だけでは間に合わなかったので通帳が必要に。たしかそのころ利用していたのは郵便貯金。日本全国にくまなくあるから実家へ戻ってからも便利という理由だった気がします。

それから途中からは、まかないの食事を自炊に切り替えたので冷蔵庫が必要に。共同の冷蔵庫は使いたくなかったんです。暑さしのぎの扇風機と寒さしのぎのポータブル電気ストーブも必要になりましたね。ストーブは安全を確保する金網が付いていたのでストーブを横倒しにして地震転倒ストップ機能のボタンを押しながら使えば、金網の上で食パンが焼けて便利でしたよ。それから電気ポット。中のお湯でサトウのご飯やレトルトがゆを温めたりもできましたねぇ。自炊と言っても料理はあえてしないと決めていました。しても良かったんですけど一年だし、料理道具そろえるだけのスペースはありませんでしたから。

ちょっと盲点だったのが、工具類など。特にドライバ、はさみ、ガムテープ、のりなどが必要になりました。それから掃除用品と洗濯用品。独りで暮らしてみないとわからない生活必需品もありました。

広くても常に

現在私は2LDKの賃貸マンションに5人で暮らしています。あの頃よりは確実に広いのですが、常に「物へ優先順位を付ける、不必要な物は手放す」ということを考えるようにしています。

もちろん家が広くて物を置くスペースがあるならたくさん物があったって構いません。でも、物よりも空間が大事だっていうときもあるということを忘れないようにしているんです。引っ越し経験や大掃除経験のある方は分かると思うんですが、狭いと思っていた家や部屋なのに物がなくなったらとても広く感じてびっくりすることがあります。

生活の便利さを求めて物を持っているつもりが、その物のせいで逆に不便さや息苦しさを感じていることもあるんですよね。実は不便さを生み出していたのは自分だった、みたいなものです。

「部屋が狭いな、家が狭いな」と思ったときには是非、一度想像してみてください。「もしもお風呂に住まなければいけないとしたら」と。

その場所だけで何とかする工夫や気持ちも、時には必要です。