塗り絵やマンガ、雑誌などを利用した写し絵遊びは楽しいですね。写し絵ではトレーシングペーパーと呼ばれる薄い紙を使いますが、もっと普通の紙、コピー用紙や画用紙などしっかりした紙で写し絵をしたいなと思ったことはありませんか?トレーシングペーパー以外で写し絵をする方法を紹介します。
画用紙なら色も塗れるのに
トレーシングペーパーはその名の通りで写し絵には最適な紙ですね。しかし、その薄さが逆にあだとなり、色を塗ったり、できた絵を飾ったりするのにはあまり向いていません。写して終わりではなく、写した後にもっと手を加えて完成させたいというときに不満が残ります。実は、写し絵はトレーシングペーパーを使わなければできないということはありません。トレース台、拡大縮小器などを使えば普通の紙でも写し絵ができます。普通の紙で写し絵ができれば、絵をもっと完成させることができますよね。
トレース台
ライトボックス、トレーサー、トレースボックスなどとも呼ばれるもので、要するに光る机です。明るい窓を利用すると紙の裏から光が当たって写し絵ができますよね。これを電球を使って行える道具です。窓の場合、夜や暗い日には利用できませんし、写すときの姿勢がちょっとつらいですが、トレース台ならいつでも電気を付けるだけで簡単に写し絵ができます。
拡大縮小器
おもちゃのマジックハンドのように自由自在に伸縮させて使うものです。倍率を変えて原画を拡大したり縮小することもできます。使い方に慣れが必要ですが、安価で遊びとしては面白い商品です。
コピー機は用意したほうが良い
トレーシングペーパーの場合はあまり気にならないのですが、トレース台などを使うと支障になるのが裏映りなどの原画の状態です。光を当てると裏面まで透けて見えてしまうので、両面印刷されているとどれを写せば良いのかわからないことがあります。また、写したいものが本や雑誌のようになっていると、原画の固定がうまくできないため写し絵ができません。写真を原画として使いたい場合は原画に厚みがありすぎて光をあてても透けて見えないときもあります。対処法としてコピー機やスキャナ付きプリンタなどを用意します。原画を写し絵に適した状態にすることもできますし、拡大縮小コピーすることもできます。
「写し絵で使う紙はトレーシングペーパーだけだと思っていませんか?実は画用紙でも写し絵はできるんです」への1件の返信
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