こんにちは、koyukaisa.workの真田夕起です!
妻の実家がある芦別へ墓参りに行ったら、気温が22度と快適でびっくりしました。到着したのが夜に近い午後6時頃だったからかもしれませんが、札幌の気温を調べてみると28度だったので、同じ北海道内でも過ごしやすさが全然違うことを実感しました。
暑く感じ始めるのがだいたい25度前後だと思います。今年の札幌市内は夜も気温が25度を上回ることが多くて、さらにアパートの3階に住んでいるのを加えると、室内が28度以上になることが普通で、もう暑すぎて眠れません。というより命の危険すら感じ始めています。
北海道は夏の暑さも短く、たとえ日中が暑くても夜は涼しいからクーラーなんていらない、というイメージがありますが、札幌市では昔ばなしです。暑いし暑いし暑いので、クーラーがないと死にます。
でも、まだクーラーがないところも多いのが実情です。公立の小中高にはクーラーがないし、賃貸マンションやアパートもクーラーがないことのほうが多いです。長女が通う北大で道外から来た人たちは、夏の初め頃は、北海道は涼しくて過ごしやすい♪、と言っていたそうですが、現在は、家(たぶん賃貸アパートか寮だと思われます)に帰りたくない、ずっと大学図書館にいたい、とぐったりしているそうです。冬の寒さ対策は進んでいるのですが、夏の暑さ対策はかなり遅れているんですよね。
我が家では、5年前からクーラーを使っています(さっき製造年を調べてきました)。
賃貸住宅の壁に穴を開けたり釘ねじを使うわけにもいかず、悩んで最初に買ったのは「キャスター付きの移動可能なポータブル(という割にでかい)クーラー、除湿機能と送風機能も付いてるよ(スポットエアコンとも言う)」、という代物でした。
これ一台で部屋中を快適にしようと目論んだのですが、まあ無理でしたね。結局使い方がまずくて、むしろ暑かったです。なんだこれ使えねーな!と文句を言っていましたが、あんたの使い方が間違っているんだよ、と後で気付きました。このタイプのクーラーを使うコツは、涼しくしやすい場所「だけ」を冷やして、他は切り捨てることですね。部屋全体は無理なので、例えば食卓のそば「だけ」みたいな使い方です。
今年、次女が高文連に出す油絵を、高校(公立)の4階にある美術室で描いてたらくそ暑くて死ぬし描けないからとぬかして家に持って帰ってきやがりました。家中が油粘土と、接着剤と塗料まみれのプラモデルをいっぺんにぶちまけた上に、一日中台所で揚げ物をしているような臭いが充満する(家だってクーラー付けてても暑いのに!)ので、換気扇がある風呂で作業してもらうことにしました。換気効率を上げるのと暑くならないようにするためにポータブルクーラーを風呂のドア付近に設置したところ、むしろ寒いわ!というくらいには十分涼しくできる能力はあることがわかりました。
とにかく、ポータブルクーラーはそれほど能力が高いわけではないので、みんなが一か所に固まっている場所と時間に、そこだけを快適にするために使うとよいって感じですね。
そんな感じでは生活に支障が出るので、翌年に「窓用エアコン」を買いました。
ポータブルクーラーよりも快適になったのですが、開け放した窓に取り付けて使うために、雨が吹き込んでくるような日には使えないし、網戸が中途半端になって虫が入り込みやすくなるのが欠点です。本来は設置するときに、隙間を埋めるためにパテを使ったりする必要があるのですが、賃貸住宅だし冬は雪が降るので、我が家では若干変則的な使い方をしています。北海道の家の窓は2重窓、つまり外用に一つ窓があって、さらに内側用にもう一つ窓があるのが普通です。最近は窓ガラスそのものが2重とか3重になっていて見た目は2重窓じゃないってのも増えていますが、我が家は2重窓です。説明書の設置方法ではおそらく外側に面している窓部分に窓用エアコンを取り付けろってなっているんですが、そうすると冬にエアコンをいちいち取り外す必要が出てきてしまうので、内側の窓部分に取り付けています。そうしないと冬にピッタリと窓を閉め切ることができなくなってしまい、凍死してしまいますので。じゃあ、毎回外せばいいじゃないか、とも思うのですが、狭いのでしまっておく場所がないんですよ。
窓用エアコンの冷却性能ですが、閉め切った一つの部屋を快適に使うことができる、程度です。何とか部屋中を快適にしたくて扇風機回したり「サーキュレーター」を追加したものの、カクンと曲がった部屋に風を届けた上でその風を部屋に回そうとするならば少なくとも2台のサーキュレーターが必要になってしまい、床中コードだらけにはなるわ、そもそもサーキュレーターや扇風機がじゃまくさいわ、これってむしろもう一台エアコンを追加したほうがましなんじゃないだろうかって感じでした。で、昨年(かな?)に窓用エアコンを居間にも追加購入しました。
居間の窓はベランダに出るために掃き出し窓なので、エアコンを取り付けるためには高さを追加するためのオプション品が必要でした。
現在、ようやく何とか動けるくらいには快適に過ごせるようになったかなって感じです。もう一部屋寝室として使っているので来年あたりに追加しようかと考えています。
電気代は、跳ね上がりましたね。でも、冬の灯油代よりはかからないし、エアコンを本格的に使うのはせいぜい1か月程度でしかないので、これで命を守れるなら安いもんだと納得しています。
たぶん、未だにエアコンを買うか悩んでいる家庭も多いと思うんですけど、もう買えすぐ買えさっさと買え、としか言えませんね。ていうか学校にもエアコン付けろって思います。子どもが熱中症で死んだらどうするんだ、と親としては心配です。
ということで、今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます。それではまた次回。koyukaisa.workの真田夕起でした!!
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