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生活の中で使う身近なものに対する疑問に答えてくれる図鑑を買った

妻の歯医者送り迎えの待ち時間潰しに、たまたま立ち寄った本屋で図鑑を買った。

小学館の図鑑NEOぷらす 分解する図鑑

普段の生活で目にしたり使ったりするものの仕組みを分解図で教えてくれる図鑑で、2020年初版と比較的新しい傾向らしい。そういえば新聞の広告に載っていた気がする、と覚えているくらいには新しいか。

大人になった今さら子ども向け図鑑なんていらないだろう、とも思うのだが、図鑑からの誘惑に負けてしまった。

タブレットに入れられない、というか入れても見づらいから本のままにせざるを得ない大きさ、しかしその大きさが魅力的とも言える。見開きでガバっと目に入ってくる図や写真、全体的には子どもにもわかりやすい文章だが、欄外にチラ見せしてくる小ネタやかなり専門的な解説は、大人になった今でも満足できる。あと、我が家にはまだ小学生もいるから、暇つぶしと子どもならではの知的好奇心を埋めるにもいいだろうなどと、とにかく図鑑を買うべき100の理由を頭の中につらつらと並べ立てて買った。

図鑑、いいよね。

雨でどこにも行けないとき、外から帰ってきて晩ごはんができるまで待っているとき、休日で誰とも遊ぶ予定がなくて家族もそれぞれでダラダラと過ごしていてどこにも連れて行ってくれないとき、友だちの家に遊びに行ったはいいけれど、それほど何かすることがあるわけでもなく、結局テレビゲームに落ち着いちゃって順番待ちですることがないとき、とにかく子どものくせにすることがなくて暇でしょうがないときに、なんかないかな〜、とウロウロ探して目に入ってきたのが図鑑だった、みたいな。何気なく手に取って開いただけなのに、自分の知らないことを次々と教えてくれるのが図鑑の魅力ではないかと思う。花や昆虫、動物とか身近なものなら宿題とか自由研究みたいな調べ学習でもお世話になった。宇宙や恐竜とか、遠すぎて行けないし生活圏になる時代に自分は生きてないだろうし、結局生活となったらどこに住んでいても悩みは同じとか、はるか昔に絶滅した生き物について今さら知ったところでどうなるんだ、などと大人になった今では思ってしまうけれど、子どもならむしろそんな手の届かない時代や場所があったとかあるという事実を知ったり思いを馳せることだけでずいぶんと楽しかった気がするよ。人間の図鑑では裸の人の絵が出てきてそれをこっそり見ている自分がなんだか悪いことをしているみたいでドキドキしたりね。

今のほうが昔よりも学校での勉強が進化してるな〜、と子どもたちの教科書を見せてもらったり、授業の話を聞いたりしたときに感心するし、宿題はプリントが主だったり自由研究はなくなってきてたりするし、さらにはインターネットで調べればほとんどのことがすぐに出てくるから、図鑑の必要性って実はそれほど高くもない。

でも、学年という単位でブツ、ブツッと区切られてしまっているけれど本来はもっとまとまっていたほうがわかりやすい分野が図鑑という一冊にまとまっている、という点はまだ図鑑が勝っているんじゃないかな。インターネット検索もそうだよね。調べたことに対してはすぐに答えが出てくるんだけど、それ以上とかちょっとはみ出た関連情報「も」一緒くたに凝縮しては教えてくれなかったり、そもそも検索ワードを知らなければ何と調べればいいかすらわからなかったり、対象とする人がバラバラで子どもには分かりにくかったり、専門的すぎて大人でも分からなかったり、さらには商品を買わせるのが目的のページに飛んじゃったりで、なかなか「自分が知りたいと思っている情報」にはたどり着けなかったりする。子ども向け図鑑は明らかに子どもを対象にしているから、子どもでも理解できるようにかみ砕いてくれていてわかりやすい。一冊に収めるために紙面の都合上割愛している情報は確かにあるけれど、必要最低限の情報を押さえてしっかり解説しつつも、そこからもっと調べたいと思わせるような発展的情報を意図的に載せていて、何回読んでも新しい情報が見つかるのが図鑑。物事を知れば知るほど理解できる内容が増えていって楽しいし、ページをめくるごとに知的好奇心を刺激させる作りになっているのがいい。もっと専門的な内容は大人向け専門書籍で、最新情報ならネットで、と使い分ければいい。知識の入り口として図鑑は最適解の一つだよね。

たぶん私、図鑑が好き。

今まで、物をかたづけるのに精一杯で、本はスキャンしまくってきた。そのことに後悔はないし、むしろこれって紙の本じゃなくてもいいよね、って思う本がかなりあったから、どちらかというと電子化推進なんだけどさ。ただ、だからこそ?これは紙媒体でいてほしいものってなんだろう、という疑問とか思いも私の中には確かにあって、さらにその中でも所有する価値のあるものってなんだろう、と考え続けてきたんだけど、それがきっと子ども向けの大型図鑑だったんだわ。

図鑑をシリーズで全部揃えよう、とは全く考えていないけれど、買い始めてしまったから、また暇つぶしで本屋に行くことがあったら買ってしまいそう。シリーズで揃えないと大きさがバラバラになっちゃうのが悩みだけど、内容で決めたいからしょうがないかな。

作成者: 真田夕起

koyukaisa.work」管理者の真田夕起(サナダ ユウキ)です。
私は、妻と長女(大1)、次女(高3)、三女(小3)と北海道札幌市白石区に住む主夫です。家事や育児、教育など生活全般の話題、遊びや創作系の話題を男目線から発信しています。

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趣味:かたづけ、ガーデニング、ギター練習、英語学習、ぬいぐるみ作り、パソコン。花粉、埃、ダニ、猫などほぼ一年中アレルギーでかゆくなったり咳が出たりします。特に春がきついです。その関係で果物やその他の食物、特にりんごや桃、さくらんぼ、豆乳などでかゆみが出るのが悲しいです。抗ヒスタミン薬と解熱・鎮痛薬のお世話になることが多いです。新型コロナウィルスのおかげで一般化したマスク生活が思ったよりもアレルギー対策に有効だったので、外出時マスクが定着しちゃいました。牛乳が大好きですが、温めないと下ります。幼少のころは体を動かすのが好きでしたが、スポーツはそれほど好きではありません。最近は運動不足がたたって、ちょっとしたことで体を痛めることが多いです。ぎっくり腰で入院したのをきっかけに、日常生活ではおなかに力を入れ続けることにしています。ガーデニングや外で焼き肉をするのは好きですが、基本的にインドア。折り紙、ブロック、プラモデル(パテや塗料は使っているが、最近は疎遠…)などは比較的長く続いています。家事と育児がらみでの興味の再発見や学びなおしが多い毎日を送っています。

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