POPSやロックでこぶしを入れようとすると、どうしても演歌っぽくなってしまい、不自然に聞こえることが多いです。そこで本記事では、人間にはほぼニュアンスにしか聞こえないのに、Ai採点ではこぶしとして判定されやすい「ステルスこぶし」の入れ方を紹介します。
どちらも確実ではありませんが、入りやすい傾向がある方法です。
方法①:ぶりっ子歌い(ウィスパー寄り)でこぶしを作る
方向性としては「アイドルっぽい甘い歌い方」ですが、実際の発声はジャズ寄りのウィスパーボイスに近いです。
イメージとしては、「松田聖子」のような柔らかい“声のつや”や甘さの方向が近いものの、松田聖子本人の歌唱とは異なります。松田聖子はぶりっ子のイメージが強い一方で歌唱自体は非常に正統派であり、子音を崩したり息を多く混ぜたりする「あはん」系のニュアンスはほとんど使いません。
本記事で扱う方法は、あくまで「松田聖子の甘い声質の方向性」だけを参考にしつつ、実際にはウィスパー寄りの息と子音崩しで“つや”を作る歌い方になります。
また、方向性としては「LUNA SEA」のようなロック系の「声のつや」や「息のまとわせ方」にも近い部分があります。あくまで質感のイメージであり、LUNA SEA の歌い方そのものではありませんが、声の表面に薄く息を乗せて“つや”を出す感覚は参考になります。
この歌い方は、感覚的には声に“つや”を出す方向です。息を薄くまとわせることで、声の表面が少し光るような質感になり、その“つや”が波形の揺れとして拾われやすくなります。
練習時には、LUNA SEA のような“声に薄く息をまとわせてつやを出す”方向をイメージしつつ、実際にはかなり誇張したぶりっ子歌いにすると出しやすくなります。本番ではここまで甘くしなくても、練習段階で息・子音崩し・裏返りを大げさにすることで、どこで波形が揺れるのかが身体で理解しやすくなります。
やること
- 子音を「は・ひ・ふ・へ・ほ」系に崩す
- 母音の前に極短い吐息を入れる
- 子音+吐息で声が一瞬だけ裏返る“ひゅっ”を作る
- 声の表面に“つや”を乗せるイメージで息を薄くまとわせる
例
- 「お願い」→ おねへぇはぁひひぃん♡
- 「どうして」→ どほぉしtへぇ
- 「ことじゃない」→ こtほぉじゃnはぁんひぃ♡
音程はほぼ動いていませんが、子音崩しと吐息によって波形が上下し、こぶしとして判定されやすくなります。
方法②:泣き入り(ひゅんっ!)でこぶしを作る
こちらは「Novelbright」の歌唱がイメージとしてわかりやすいです。
泣きそうな声で、裏声から一瞬だけ高い音に入ってから元の音に着地することで、Ai採点がこぶしとして判定する“上→下”の軌跡を作れます。
やること
- 裏声から入る
- 吐息成分を多めにする
- 本来の音より少し高い位置から“ひゅんっ!”と入る
- すぐに元の音に戻す
「ひぃぃぃん」とベソをかくようなニュアンスで、金切り声にならないように柔らかい裏声で入るのがポイントです。
練習のコツと注意点
- 最初は極端にやったほうが感覚をつかみやすいです。
- 力むと喉に負担がかかるため、長時間の練習は避けてください。
- 必ずこぶし判定されるわけではないので、入ったらラッキーくらいの気持ちが大切です。
- 慣れてくると入りやすい場所が自然にわかってきます。
- 発声が最適化されると勝手にこぶし判定されやすくなります。
- クセになりやすいので、普段この歌い方を使いたくない人は練習しないほうが良いです。
まとめ
POPSやロックでこぶしを入れると不自然になりがちですが、
発声の入口を崩して波形だけ揺らす「ステルスこぶし」なら自然に聞こえます。
- ぶりっ子歌い(ウィスパー寄り)
- 泣き入り(ひゅんっ!)
この2つは、
人間にはニュアンス、Aiにはこぶし
というギャップを利用した“ズルいけれど合法”な技法です。
練習しすぎず、軽い気持ちで試してみてください。
