こんにちは、koyukaisa.workの真田夕起です!
初めて訪問してくださった方も、いつも読んでくださっている方も、ありがとうございます。本日も楽しんでいただける記事をお届けしますので、どうぞリラックスしてお読みください。
主要な塗料の種類と特徴
・ラッカー系、アクリル系、エナメル系の塗料を比較
GSIクレオスのMr.カラー
「GSIクレオスのMr.カラー(ラッカー系)」は最もポピュラーな存在。初心者からベテランまで幅広く使用されています。ただし、水で薄めたり洗ったりできないので、専用薄め液が必須です。
水性ホビーカラー
「水性ホビーカラー(水性)」はプラモデルの説明書にもおすすめとして紹介されているアクリル系塗料です。水で薄めたり、筆の洗浄ができるので、プラモデル塗装を始めた小中学生などの初心者でも扱いやすいです。「タミヤカラーアクリル塗料」も同じく水性の塗料です。
タミヤカラーエナメル塗料
「タミヤのタミヤカラーエナメル塗料(エナメル系)」は油性のエナメル系塗料の代表格です。ラッカー系塗料の上からの墨入れやウェザリング目的で使用されることが多いですが、もちろん普通の塗装にも使えます。
ウェザリングとは、エナメル塗料やウェザリング用パウダーなどを使って、プラモデルの表面に、現実世界ではよくある汚れを表現して、リアリティを増すときに使われるテクニックです。
他の塗装方法
プラモデルの塗装には、以下のような方法もあります:
- 缶スプレー: 広い面を均一に塗るのに適しています。
- ペン型塗料: 細かい部分の塗装に便利です。
- パステル状塗装用品: 汚しペイントなど特殊効果を加えるのに使います。
とにかく塗料のにおいについて詳しく知りたいなら、これらの塗料のにおいを比較して、どれがどのくらいクサいのかを見てみましょう!
水性ホビーカラー(アクリル系)の特性
・マイルドなにおいと初心者向け
水性ホビーカラー(アクリル系)は、においがマイルドとされています。具体的には、消毒液やマニキュアの除光液に似たにおいです。ただし、くさいことには変わりありませんので、換気は忘れずに!
成分に水も使われているし、薄めたり洗ったりが水でもできるので、においはきつくありません。でも、やはり塗料なので多少はにおいます。水で薄めている分だけマイルドですが、やっぱり塗料特有のにおいは避けられませんね。それでも、塗装中に窓を開けてしっかり換気をすれば、比較的快適に作業を続けられます。
ラッカー系塗料の強烈なにおい
・アクリル系との違いとその強力さ
ラッカー系塗料は、アクリル系を超強力にした感じです。例えるなら、アクリル系がカクテルなら、ラッカー系はブランデーやウイスキーそのもの。水で薄めていない分だけ、においも強力です。揮発性有機溶剤を含むため、使用時は必ず換気を行いましょう。
例えば、薄め液を両方開けて比べても、においの強さはあまりわからないかもしれません。ラッカー系もアクリル系も、それぞれくさいです。しかし、違いが顕著に感じられるのは使い始めてからです。ラッカー系の方が確実に強く、部屋に充満するにおいも強烈です。ラッカー系は揮発性有機溶剤を含むため、使用時には必ず換気を行いましょう。まるで水で割っていないアルコールを飲むように、直接強烈なにおいがきます。ちなみに私はお酒は飲めません。
少し話がそれますが、指に付いた塗料を拭き取るときも違いがあります。ラッカー系の薄め液を使うと、拭いているうちに指がカサカサになります。アクリル系の場合は、それほどカサカサ感はなく、水で潤っているように感じます。
エナメル系塗料の独特なにおい
・特性と使用方法
最後はエナメル塗料です。においはラッカー系やアクリル系と異なり、灯油やガソリンに近いにおいがします。冬、ストーブに灯油を入れた後の部屋のにおいを想像してみてください。エナメル系は揮発後もにおいが残ることがあるので、しっかり換気が必要です。
どっちにしても、においが強いのは変わりません。エナメル系のにおいは、消毒液よりも灯油に近いヌルヌルした感じがします。油系なので、蒸発後のにおいが一番染みつきやすいかもしれません。
アクリル系のにおいは「フワッ」としているのに対し、ラッカー系は「ムワッ」と強烈で、エナメル系は「プーン」と独特なにおいがします。使用後のボロ布をポリ袋に入れてゴミ箱に捨てると、アクリル系はそれほどにおわないのに対し、ラッカー系は隙間からにおいが出てくる感じ、エナメル系は染み出してくるような感じがします。それぞれの塗料が持つ特有のにおいが、どれも強いことには変わりありません。
においが気になる場合の対策
・アクリル系塗料の活用と部分塗装の提案
総評としては、ラッカー系とエナメル系の塗料はどちらも同じくらい強烈なにおいがします。一方、アクリル系の塗料は最もマイルドなにおいです。とはいえ、どの塗料も特有のにおいがあるため、使用する際には十分な換気が必要です。
特に、ラッカー系やエナメル系は揮発性有機溶剤を含んでいるため、においが強烈で、使用時に部屋に充満しやすいです。家族がにおいに敏感な場合や、換気が難しい環境で作業する場合は、水性アクリル塗料が最もおすすめです。少しクサくても、窓を開けて換気をすれば、比較的快適に作業を続けられます。
また、塗料の選び方は、用途や好みによって異なります。においが気になって仕方ないのであれば、塗料で塗装しないでペンタイプの墨入れを使用するなど部分塗装するだけでも十分楽しめます。自分に合ったやり方や塗料を選んで、楽しいプラモデル作りを楽しんでください!
ということで、今回の記事はここまでです。最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
今後も皆さんの役に立つ情報をどんどんお届けしていきますので、次回もお楽しみに。ご質問や感想があれば、コメント欄で気軽に教えてくださいね。真田夕起でした!!
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