ぬいぐるみの型紙作るのに不便だったのと、ついでに子ども達の写し絵遊びにも使えるかと思って、「A3サイズのトレース台」を買ったよ。
トレース台というのは、光る板のことね。トレース台の上↑に下絵を載せて、さらに↑コピー用紙と重ねて、下絵の裏側から光を当てるとコピー用紙に下絵が透けて見えるから、トレーシングペーパーじゃなくても写し絵ができるよ~という道具。たぶん画用紙でもいけるんじゃないかな?うん、試してみたら、条件によってはいけるかな。
主に使うコピー用紙はA4だけど、回しながら書くからトレース台は紙より大きめが使いやすいんだよね。
しかし、このサイズのトレース台が5000円以下で買える時代になってたか~、うっすいし。蛍光灯だったときは遠い昔なのね。
とりあえず買う前に商品箱持った時点で軽くて、ほんとこんなの買って大丈夫か、使えるのか?と不安になった。だって親指と人差し指でつまんで持ち上げられるってどんだけ軽いのよって感じ。とにかく軽くて薄いから、画板代わりに持ち歩いてもいいんじゃないかな。
そう、薄いんだよ。
箱から出した感想が、薄い。とにかく薄い、え、なにこれ薄い。え、薄いんだけど、もう薄いしか感想ないんだけどってくらいに薄い。むしろ入れてた箱厚すぎじゃね?ってくらいに薄い。よくよく箱の裏書き見てみたら本体厚4mmって書いてあった。数字じゃ伝わりにくいんだけど、カッター板て、あるじゃん?そのくらいの厚さのアクリルボードあるでしょ?うん、それ。もうほんと、それだけがトレース台の厚さ。ちょっとありえないんですけど、という感想しか出てこないっす、昔のトレース台知っている身としては。これはもうライト「ボックス」なんて呼べないよね。箱じゃないもん、板だもん。このくらい薄くなると、机の高さ気にしなくていいね。昔のトレース台なら箱の厚み分だけ机が高くなるから、書きにくかったんだよ。
電源は今どきなUSB。安いの買ったからコードのみでアダプター付いてなかったんだけど、スマホので使える。モバイルバッテリーにつなげばコンセントの場所も気にしないで使えるね、これ。
早速、スイッチオン。うん、普通にトレース台。以上、終わり。
3段階調光機能付きだったんだけど、私は、いらないかな、と思った。光りゃそれでいいって感じ。とにかくこれで写し絵ができるようになってよかったよ。
不満な点が2つあった。
本体が薄いのはいいんだけど、USBコードの接続部分が本体よりも厚くて段差ができちゃってる。本体のほうが薄いから、テーブルに置いたときに接続部分が持ち上がっちゃう。すると接続部分に余計な負担がかかるから、壊れやすいよね。
本体にクッションでも貼って負荷を減らそうかと考えたんだけど、せっかくの薄さが台無しだし、クッションを貼っていない部分が新たな段差になってしまう。
仕方ないからUSBコードを加工することにした。加工といっても、接続部分のゴムを紙やすりで削って薄くして本体との段差を解消しただけ。
もう一つの不満は、本体の周りが鋭いこと。四隅のコーナーはRに加工されているんだけど、それだけって感じなんだよね。もうほんとにアクリルボードを切り出しました、以上!みたいになってて、持ったときに手が切れるんじゃないかと思ったり、机に置くときにガリっとなって机が傷つくんじゃないかと不安になる。いや、さすがに手が切れてしまうことはないような気もするんだけど、手の当たりがきつすぎて不快。
これはエッジをベベル加工すりゃいいよね、アクリルボードだし、ということでこちらもやすりで削った。面倒だからざっとルーターで削ってから紙やすりで仕上げ。うん、よくなった。
もしもこれが日本製だったら、こういう細かい部分も仕上げてあっただろうなぁと思うんだけど。まあ安いやつ買ったから仕方ないよね。
とにかくこれでもう窓とかタブレットを無理やりトレース台代わりに使わなくて済むようになってよかったよかった。