水彩画って難しいし、うまく描けないとか、画材として扱いにくいなーって印象しか残ってなかったんですけど、どうですか?
小学生の娘たちが図工の時間に描いた絵を年度末に持って帰ってきたのを見て、「やっぱり水彩絵の具ってなんだかなー、難しいのになんで小学校で使わせるんだろー、たいして使い方とか色の混ぜ方とか教えんクセに」と思ってしまいました。どうせ、大人になってから絵を描く人なんてほとんどいないし、仕事にする人だってたいしているわけでないし、4あるいは5教科ほど重要なわけじゃないから別にちゃんとした教育を施さなくたって良いっていうのが方針なのかもしれないし、好きな人だけ上達していけばーみたいな世界なのかもしれないんですけど、もう少しなんとかならないんだろうかと首をひねってしまいます。個性とか感性を大事にしたいのかなぁとも思うんですけど、技術も大事なのではないでしょうかね。なんか変な人の顔の描き方教えて没個性な絵を描かせるよりも基本を教えてほしいです。もちろん水彩絵の具の使い方だけでなく、デッサン力なども絵を描くのには必要だから水彩絵の具だけの問題でもないのはわかりますよ。それでも水彩絵の具についてもう少し使い方を丁寧に教えてもバチは当たらんだろうと思うんです、6年間も使うわけだし。
そんなことを思ってしまったので、水彩画の描き方を娘たちに教えなければいけないなと立ち上がり、自分が実際にやってみせようとやってみたんですけど、なんとしたことか「あれ?できないし、わからんわ」となってしまいました。今まで少しは絵を描いたり勉強してきたつもりがこのザマかい!とかなりぶちのめされましたよ。
そこで本屋さんに行って水彩画の描き方本を物色。わかりやすそうなのを選んで買ってきたんです。家に帰ってからじっくり読んでみたら、いやもう知らないことがいっぱいありました!
ということで、我が子が学校から持ってくる水彩画に不満があってなんとかしたいなと考えているなら、水彩画の描き方の本をどれでも良いから一家に一冊用意することをおすすめします。