アニメは秒単位で区切られたカットの積み重ねで作られていますね。さらにカットは一秒間に何枚という動きの連続した絵の積み重ねで作られています。
日常生活の中では秒単位で行動することはほとんど無い事の方が多いです。そのため、一秒が一体どれくらいの長さか正確にはわかりませんね。ですから、必要な秒数を計って出すためにはストップウォッチを使います。頭の中にある動きのイメージやセリフ、あるいは実際の演技が具体的にどのくらいの秒数かかるのかを正確に計ることが作画や撮影作業をスムーズに進めるための第一歩となります。
単に何秒か計るだけではなく、数カットつなぎで一連の場面を描いたり、1カットの中で重要な原画あるいはキーフレームと言った動きの中にあるいくつかのアクションを計測するために、ラップタイム計測やスプリットタイム計測機能が充実したモデルをおすすめします。メモリー機能も欲しいところです。ついでにトレーニングで使うと言うような場合はタイマー機能も充実したものを選んだりしますが、アニメでは使わないでしょう。作画作業中にカップラーメンをすすりたいという場合はタイマー機能は重宝するようです。
時計の機能としてではなく、ストップウォッチがメインの物の方が明らかに使いやすく見やすいです。さらに、アナログ針式ではなくデジタル表示式の方がわかりやすく安価です。ボタンの押しやすさを考慮すると、腕時計式ではなく、首から下げるタイプが良いです。