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創作活動

電動鉛筆削りで快適なアニメ作画を

アニメーションを作りたいあなたに必須の電動鉛筆削りを紹介します。動画のクリンナップ作業で必要な電動鉛筆削りの話題です。

アニメの絵は鉛筆で描かれる

アニメーションの動画は鉛筆で描かれています。もちろんその絵がそのままテレビ画面に映されているわけではありません。

画面に映す絵を用意する作業の一つに「作画」があります。「作画」は紙に鉛筆で絵を描く作業なのです。現在はデジタル化が進み、作画もパソコン上で行えますが、紙の上に描くやり方のほうが感覚的になじみ深いため、いまだ多くは紙の上の作業です。

鉛筆が使われているのにはさまざまな理由があるのですが、最終的、結果的に「現在作られているアニメを描き出すのに、一番適していたから」というそれだけのことでしょう。どんなツールを使っても、最終的にアニメになっていれば良いのですが、手っ取り早く確実に「アニメ」を作る方法としては鉛筆を使うことを推奨します。

鉛筆は削らなければ使えない

紙巻鉛筆のようなものもありますが、基本的に鉛筆は芯が木製軸に内包されています。

鉛筆を使うためには芯を削り出すことが必要です。鉛筆はその用途によって、いろいろな削り方をすることができます。一般的な文字書きでは、「とりあえず尖らせる」だけでも使えます。デッサンなどを含む鉛筆画においては、芯をナイフで長めに研ぎ出し、芯先を斜めに切って使ったりもします。

アニメーション作画は、絵を描く作業ですが、どちらかというと「線画」になります。「ペン画」にも近いですが、影などの描写は「彩色」による塗りで表現します。

描かれる線は、輪郭が認識できる程度の、しかし途切れない極端に細い線が使用されます。髪の毛の先などは、先に行くに従って、さらにシャープになるように引かれます。アゴのラインやまつ毛付近でよく見られる太い線は、太い線を直接引くのではなく、細い線でアウトラインのみを引き、その中を「彩色」作業で塗りつぶします。これはいわゆるBL指定と呼ばれるものでボーイズラブの略称ではなく、blackで塗ってくれという指定です。

かなり偏った鉛筆の使い方をしていると言えるでしょう。

鉛筆を削る道具

芯を削り出すための道具はいろいろありますが、アニメ動画で使われるのは電動鉛筆削りが大半です。

ナイフ、ミニ鉛筆削り、手動鉛筆削りなどがあるにも関わらず、もっぱら電動鉛筆削りが使用されるのかは、やはり適していたからとしか言いようがないでしょう。とにかく、使いやすいから使われています。電動であれば、だいたいどれも同じように削れますので、特にこだわらなくても構いません。プロは道具にこだわるものだという方であれば、特別に思い入れのある電動鉛筆削りや、いちいちナイフで同じように削り出しているなどという場合もあるかもしれませんが、通常は不要です。ただ、異常に鉛筆を削りまくることになるので鉛筆削りカス入れが大きいものが好まれています。

電動鉛筆削りは、個体差が少なく常に均一に手早く削れます。アニメ動画では常に細い均一な線が求められるので電動鉛筆削りが使用される、というところです。

作成者: 真田夕起

koyukaisa.work」管理者の真田夕起(サナダ ユウキ)です。

北海道札幌市白石区に住む専業主夫として、妻(看護師)と3人の娘(大学2年生、専門学校1年生、小学4年生)と一緒に暮らしています。家事や育児、教育、遊び、創作について、男目線からのユニークな視点で発信しています。

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