雪かきしすぎ&無理なやり方でヒザを痛めました。降るたびに3時間以上かけて除雪していたら膝がこのザマです…。対処法は?
万全の対策を。無理をしない!
まずは痛み止め
もう痛めてしまったのはしょうがないので、痛み止めの薬を塗りました。
それでも痛いので「膝サポーター」を購入し、痛み軽減対策です。腰に続いて膝までサポーターかよ…と悲しくなりましたが、痛みも和らぐし痛めにくくなる効果は高いので、今後は作業の必需品になるかな、と思います。ただし完全ではなく、サポーターをしていても無理をすると痛めるので注意が必要です。
冬の寒さも痛みにはこたえるようです。家に戻ったら痛みが少なくなり、また外に出ると痛み出す…という感じでした。入浴するとかなり痛みが軽くなったので温めるのが効果的なのだと気づきました。
負担をかけない
力任せに除雪をすると、必ず体を痛めます。
最近の私はすっかり腰や背中を痛めるクセみたいなものがついてしまっているので、特に重たいものを持ち上げるなど力仕事をするときは、背中を曲げないようにする、そして中腰を避けるなど注意しています。昔からの猫背ぐせも危険なので、日常生活でもしょっちゅう姿勢を正す努力をしています。除雪の時にも腰や背中を痛めないよう姿勢に注意していました。そのわりに力仕事でも何でもない、何気なくかがんだときに痛めてしまうこともあって悲しいんですけど。とにかく姿勢は大事ですね。
負担をかけない姿勢で除雪することも大切なんですが、さらに「そもそも負担をかけない」ことも重要だと思います。
「雪かきなんてできるだけしたくない、短時間で終わらせたい」とどうしても考えてしまうので、ついつい一度で終わらせようとして大量の雪を持ち上げたり運んだりしがちなんです。粉雪なら大丈夫でも、ベタ雪になると大変な重さになります。無理やり「よっこら~しょ!」などと持ち上げ放り投げるのはとっても危険で、腰や背中を痛めてしまいます。そうならないようにするには、無理をしないことがとっても大事で「このぐらいなら持てるかな?」という目分量の80パーセント程度に抑えるべきですね。欲張る自分との戦いです。持ち運ぶ回数は多くなりますが、負荷が少ない分だけケガを防ぐ効果があります。
ヒザは固い雪に注意
思い返してみると私は、除雪車が通った後の固い雪を運ぶときに、ママさんダンプをガンガンと足で蹴って雪を崩しながら雪かきをしていました。
膝が痛くなったのはその直後くらいからです。
固い雪を蹴って崩すという行為は、かなりヒザに負担となるようです。負担、というよりも衝撃に近いでしょうか。蹴っているときにはあまり考えずに作業していましたが、考えてみると岩に蹴りを入れているのと同じくらいのことをしているわけで、そりゃヒザが破壊されてもおかしくないなと、あとで自分の馬鹿さ加減にあきれました。
固い雪を割るときには、無理矢理ママさんダンプで済ませようとせずに剣先スコップなどを使い、できるだけ体に無駄な衝撃を与えないことが重要だったようです。
まとめ
とにかく無理をしないことが大事です。
中腰、猫背で体に負担をかけない。作業に合った道具を使い分けることで負担を減らす。一度で終わらせようとしないで複数回に分け、負荷を体にかけないようにするなどの工夫をします。関節部分を守る「サポーター」を使うとケガの予防効果が多少は期待できるかもしれません。
痛めてしまったら、雪かき作業を続けずに休みましょう。膝や腰は温めると痛みが軽減しました。ぜひ試してみて下さい。