無事に証券口座を開設できた長女。
じゃあ早速投資を始めよう!、、、とはならない。まずは準備が必要(だと私は思っている)なので、口座管理をするための表を作ることから始めさせることにした。
そんな表なんぞなくても投資は始められるし、できるのだが、自己資産を増やすために始める投資ならば、そもそも自分がいくら投資にお金を回しているのか把握しなければ、どれだけ増えているのか、あるいは減っているのかわからなくなってしまうので、やはり管理表は必要だろう。実際、私が投資を始めたころ、そのような管理をしていなかったがために後で困った。
証券会社のサイト(またはアプリ)が提供する資産管理機能やメニューがあるから必要ないのでは?と疑問に思うかもしれない。
ところが、投資信託を利用した投資をするときに、再投資という方法を使うことがある。これは投資信託で出た配当金を、自動的にそのまま同じ投資信託を購入する資金に回す方法なのだが、これをすると、配当金を投資信託に回した分だけ購入金額がリセットされてしまう。
たとえば自分で投資信託を購入するのに100円出して、その投資信託で10円の配当金があったとする。その10円が再投資に回されると、資産管理メニュー上は自分が110円分、投資信託を購入したことになる。実際に配当金として受け取って、それを自分で同じ投資信託の購入資金にしたのならば、110円分の投資信託を購入したことは理解できるが、自動的に上乗せされる再投資の場合、自分で購入したのはあくまでも100円である感覚のほうが近い、つまり何となく110円投資したと言われるのは気持ち悪くないだろうか?
この感覚は人それぞれなので、あまり気にならない場合は証券会社の資産管理メニューで構わないと思う。私はものすごく気になったのでこのような表を作るに至った。
さて、長い前置きのわりに、とりあえずで必要な表はそれほどのものではない。
1月 | 2 | … | 12 | 合計 | |
2023年 | |||||
2024 | |||||
2025 | |||||
2026 | |||||
… |
列に月、段に年を配置した入出金表を作る。「表計算ソフト」を使えば自動で合計を計算してくれるのでとても便利だ。入出金表だけならば計算は単純な足し引き算しか使わないので、表計算ソフトはそれほど必要ないのだが、私は投資信託管理にも面倒くさい計算が必要なので、表計算ソフトにはとても助けられている。
この表があると、投資金額と資産評価金額を比べることができるようになるので、投資でいくら増えているのか減っているのか把握できる。