まだたくさんインクが残っているのに、ボールペンが書けなくなっちゃうことってありますよね。私もちょうどそうなってしまいました。腹が立つので、ゴミ箱にポイしようと思ったんですが、どうせ捨てるならと一つの方法を試したら、見事にまたインクが出るようになったので、報告します!
先っぽが乾いてるってことだよね、きっと
なぜ、ボールペンが書けなくなってしまったのか?インクがまだたくさん残っているにもかかわらずに!理由は、たぶんボールペンのインクが出てくる部分、すなわちボール部分ですね、そこのインクが乾いちゃって、ボールが動かなくなったからじゃないのか?と考えたんです。つまり、乾いてしまったインクを取り除いてしまえば、おそらくまたボールが動くようになって、書けるようになるのではないだろうか?と予想しました。
と、言ってもボールペンの先は小さいですし、ましてやそのボールの間に乾いて詰まっている状態のインクを削り取るなんて無理です。いらない紙の上で「書けない、書けない」と何回もグルグルやって取れないくらいに乾いているらしいインクですし。
溶かせば良いんじゃね?
削り取るのが不可能なら、一度乾いてしまったインクを再び液体状に戻せば?と考えたんです。でも、ゲル状インクは水に溶けないですよね。そこで思いついたのが、塗料の薄め液、いわゆるシンナーです。溶剤ならボールペンのインクを溶かすことくらいはできるだろうと思ったので、試しに「Mr.カラーうすめ液」にボールペンの先っぽをドボンっと付けてみました。
待つこと5秒ほど…。で、メモ用紙に書き書き。やっぱり書けないか?と思っていたら徐々に書けたり書けなかったりの状態になり、その内に見事復活!再び書けるようになりました。
捨てる前に、溶剤
おそらくこの方法は、インクの種類によって、効果があったりなかったりすると思うんですが、とりあえず効果がある場合もあるので、すぐに捨ててしまう前にぜひ試して欲しいです。プラモデルなんてしないから塗料用溶剤なんて持ってないという場合は、洗濯洗剤売り場や掃除用品売り場に置いてあるシンナー、ベンジン類でもよいと思います。あと一応、溶剤は臭いし有害物質を含んでいるので取扱いには注意してください。
インクがまだあるのに書けなくなっちゃったボールペンは、とりあえずペン先をシンナーに付けてみてください。復活するかもしれません。