ギターの練習中、親指に痛みを感じました。病院に行ったら「ひどい炎症起こしてます」と言われてしまいショック!
無理は禁物!
バレーコード練習中に痛み
最近、バレー(セーハ)を使ったハイポジションコード練習にはまっています。
バレーコードとは、ギター初心者最初の難関であるFのコード(和音)と言えば有名だと思われる、人差し指を指板に寝かせた状態で押さえるギターコードの型です。
おとといの夜も、私は7フレットセーハでオープンだとDの型なAコードとかDmでAmとか、5フレットセーハでオープンだとG型なCとかって弾いていたんですが、途中で何となく指が痛くなってきたんです。痛くなってきたのは指板の方じゃなくて、裏に立てている親指の第一関節辺りです。
「なんか指痛いなー、練習のしすぎ?」と思って、いったん練習をやめて休憩、休んではまた練習と繰り返すうちに、もう痛くて練習できないやとなったので、その日はやめました。
曲げ伸ばしが痛い
翌日朝起きたとき、昨日痛くなった親指第一関節あたりが「まだ痛い」と感じました。
曲げると痛いし、伸ばしても痛いです。反対の親指と比べると半分くらいしか動かせなくて痛いんです。原因として思い当たるのは昨晩のギター練習なんですが、今まで翌日に響いてしまうほど指が痛くなったことなんてないし、何か虫刺されとか、さかむけになっちゃった指先のところからバイ菌でも入ったか?などと思いつつ、「痛いなー」とさすったり、ぎゅっとにぎってみたり、どこが痛いのかなーと触って探ってみたり、何とか曲げ伸ばしをしてみたりして過ごしました。
が、晩御飯を作る時間くらいになっても痛みは治まらないというか、だんだんひどくなっていっている気がするし、痛くて料理ができないくらいになってしまいました。
何となく痛い部分は赤くはれているいるような感じだし、「これはおかしい」と不安になりだしました。
病院へ
さらに次の日、というか寝ている最中も痛くて目が覚めるし、朝になっても痛みがおさまるどころか増している感じで、昨日少しは曲げ伸ばしできたのがほぼできない状態にまで進行してしまい、「これはもう病院に行くしかないか」となりました。
単なる虫刺されとかだったら嫌だなぁと思いつつも、近所の整形外科へ。結果、「ひどい関節炎起こしてるよ、腱鞘炎の両方かも」と診断されてしまいました。冷やしたほうがいいと言われテーピングを兼ねた湿布も処方され、治るまでに2週間くらいかかるかもと言われ、もちろんギター練習も禁止されてガッカリです。骨折じゃなかったのが救いですが…。
多分、原因はやっぱりギターの練習で、音が出ないからと無理やり親指を強く押さえつけて弾いていたことではないかと思われます。
対策とまとめ
ギター教本にもよく書かれていることですが、「練習のしすぎは禁物!!痛みや違和感を感じたらすぐに練習を中止すること!」、これしかありませんね。
特に指ごとの分離練習とか、バレーコード練習などは日常動作とはあきらかに違うし、慣れないと無理な力をかけがちで、疲れもたまりやすいです。しかも私の場合、ネックを握りこまないで常に親指は裏に付けるなどと格好つけていたために、よけい親指関節に負担をかけてしまっていたような気がします。格好つけてケガとか超ダサいです。
プロじゃないんだし、いくら何時間も練習しようがお金になるわけでもなし、完全な趣味なんだから体調考えてやんないとダメですね、ほんと馬鹿な私。っていうかプロならもっと気を使って練習しているんだろうなぁと思います。ちょっと休めばいい、じゃなくって完全になってから再開するべきでした。
日常生活にも支障をきたします。
今回私が痛めたのは利き手ではない左手の親指第一関節部分なんですが、左手も日常生活で案外使うことといったら!包丁持っても食材押さえられないし、食器は洗えない、靴下が畳めない、チャックのついたビニール袋が開けにくいなど、家事全般が滞って仕方がありません。歯磨き粉の付け方はおかしいし、顔洗うのもほぼ片手でちゃんと洗えない、お尻は拭きにくいしとちょっとした動作するたびに不便だし痛いし全くいいことありません。普段、水を飲むときは手ですくって飲んでいるのが両手使えなくてうまくできないからとコップを使っても、そのコップを洗えないってどれだけ一体私は左手を使ってたんだと痛感しました。
絶好調じゃなくてもいい、でも絶不調じゃつらいです。少しくらいの不調はまあ仕方ないですが、やっぱり健康なのが一番です。そして普段の生活が大事なんですよね。料理もまともにできないのでしばらく総菜などを活用しまくるしかなく、家計にも打撃で本当に間抜けなできごとでした。
以後、気を付けます…。