腰を痛めないように柔軟性を高める…そのために日ごろからストレッチをすることは有効な方法のひとつですよね。私もそう思って実践していたのですが、最近ぎっくり腰で入院してしまいました。本当にストレッチって効果があるのだろうか?長年腰痛に悩んできたのもあったので、理学療法士さんに疑問をぶつけることに!
ストレッチ自体は悪くない
腰痛の原因はたくさんあるんだそうです。
その中でも、運動不足や老化が原因の腰痛を解消するためにストレッチをすること、は問題ないとのこと。
ほんのちょっと前かがみになっただけで発生するような腰痛も、準備運動を兼ねたストレッチで体をほぐすことで防げる可能性があるので、ストレッチをすること自体は悪くないらしいです。
ただし、今回私がぎっくり腰、診断名「急性腰痛症」だったからストレッチが有効だと理学療法士さんも言ったわけで、症状によっては例えばヘルニアなどではストレッチをするな×!という場合もあるので、まずは病院で自分の症状を把握することから始めることが重要ですね。
痛めているときにストレッチは×
私の中で1つ疑問だったのが「腰が痛いときでもストレッチしてもいいのか、するべきなのか?」ということです。
結論から言うと、何日も続くような腰痛のときには無理にストレッチしないほうがよいそうです。
私の場合、割と簡単に腰を痛めることがくせのようになっていて、何気ない動作で突然腰痛になって数日痛いということがしょっちゅうあって、何度もストレッチや筋トレを中断するはめにおちいっていました。腰痛や老化を防ぐために運動やストレッチをしているのに、一向に改善の兆しが見えないし、何回も中断していたら効果も何もあったもんじゃない、と思って、私は痛いときでも結構我慢しながらストレッチを続けていたんです。でも、ぎっくり腰で入院までしてしまったので、もしかしてストレッチも腰痛の原因になっていたのでは?と疑問に思ってしまいました。
単なる運動不足や同じ姿勢を続けた結果から来る肩こりに似た腰痛、であるならばストレッチによってこりをほぐし、血行を良くすることで改善するでしょう。しかし、神経に障るようなズキズキとした立っているのもつらいような腰痛の場合は、少なくとも1週間くらいはストレッチを休むべきで、2、3日程度のまだ痛みが続いているときに無理をしてまでする必要はないとのこと。
実際にストレッチが原因でぎっくり腰を悪化させたかどうかは、その場の状況を見たわけでもないので断定はできないけれど、無理に伸ばすべきではなかったかもしれなかったね、ということのようです。
固くなったゴムをこねて引っ張って柔らかくするなら効果はあるかもしれないが、今にも切れかけなゴムを無理やり引っ張れば逆効果…という感じでしょうか。
ということなので、今後私は腰痛になったとき無理にストレッチをすることは避けることにします。
ただ、何度もしつこいですが、動けなくて寝込むほどの腰痛になってしまったら、無理にストレッチで伸ばそうなどと考えずに安静にし、歩ける程度まで治ったら、まずは病院で診断を受けてください。その上で対処することが重要です。私はそれを怠っていて無駄な遠回りをしました。