室内に洗濯物干し場所を増やそうと、突っ張り棒を取り付けたのですが、壁に柱が入っていない場所だったために突っ張り棒がズルズルと落ちてきてしまいました。重量制限の半分も掛けていないのに落ちてきてしまって計画が台無しです。「手軽に壁面へ柱を追加するDIYグッズ」も販売されていますが、天井の高さを考えると木材加工がどうしても必要になるのでなかなか手を出せません。何かほかに方法はないでしょうか?
地震対策グッズ
このままだと本当に突っ張り棒洗濯物干しが役立たずです。
常に落ちて来やしないかと心配しながら使わなければいけないし、増やしたら季節もののコートや普段は着ないスーツ、ジャケット類も掛けたいと思っていたのにかけられずじまいで、いったい何のために突っ張り棒を増やしたのか訳が分からなくなってしまいます。
私は何か方法はないものか?とホームセンターを探してみました。
そこで見つけたのが「地震によってテレビなどの家具が揺れるのを軽減し倒れてしまうことを防止するグッズ、ジェル状粘着マット」です。
ジェル状粘着マットのやわらかい素材で、両面がベタベタとくっつくようになっている商品です。我が家では以前からテレビの下に取り付けていて、実際に地震があったときにもテレビが倒れずに済みました。
凹凸のある面でも貼り付けられる強力な両面テープはどうだろうか?とも考えたのですが、取り外す際に壁紙ごとはがしてしまいそうなので断念しました。一方の地震対策グッズは、使い方としては完全に間違っているし、裏の説明にも「用途以外に使用しないでください」と書いてあったので、自己責任なのですが、ほかにこれといったものも思いつかないし見当たらないので、とりあえず試すだけ試してみることにしました。
貼り付けるだけ
取り付け方は簡単です。
壁に付く突っ張り棒の両端部分にジェル状粘着マットを貼り付けて、あとは壁面に突っ張るだけです。
突っ張り棒の両端は、もともとソフトな形状になっているのでずり落ちにくいはずなのですが、柱のない壁の場合、突っ張り棒によって押された壁がたわんでしまうために十分な突っ張り効果を出せません。そこでジェル状粘着マットによるクッション+粘着によるずり落ち防止効果を期待したわけなのですが、結果は…
期待通り!ずり落ちてくることがなくなりました。洗濯物に加えて今まで掛けられなかったコート類を足して様子を見て2日目ですが、ずり落ちてくる気配はありません。
ということで、突っ張り棒が壁からずり落ちてきてしまうときには「地震対策グッズのジェル状粘着マット」が使えます。ただし、商品の使い方としては完全に間違っているので、自己責任で試してみてください。