掃除って面倒で大変だから、できれば楽をしたいものですよね。でもカバーで汚れ防止をあえてしないでみたんです。すると…
毎日の掃除が辛い
毎日毎日掃除しても、なぜか部屋は汚れますね。
ほこりは浮いているし髪の毛は落ちているし、いつのまにかシミができていたり、水あかはあるし油が飛び散っています。しょうがないから毎日掃除するんですけど、時間はかかるし何回も手を洗ったり雑巾を洗ったり、はき掃除をしたり重たい掃除機をよっこらしょと持ち上げて掃除機をかけたり、洗濯なんかも含めると、ほんと面倒で面倒でしかたありませんね。
だから、できるだけ掃除をしないで済む方法がないかなって考えちゃいます。そこでほこりや汚れが付かない便利グッズのカバーを使うのですが、やっぱり掃除が必要なんです。
それに最近気づいたんですが、便利なはずのカバーが、むしろ掃除のジャマをしているときがあるんですよ、これが。
カバーをしても汚れる
ほこりよけカバーってあります。確かにカバーをした本体は汚れやほこりがつきにくくなるんですけど、ほこり自体がそこに存在しなくなるわけではないので、当然のことながらカバーにほこりが付くんですよね。カバーが布製だったりすると、このほこりが取れない。外に持っていってバッサンバッサン毎日のように振り回すかって感じで、いちいちそんなことしないから、どんどんどんどんカバーがほこりっぽくなっていくわけです。見た目は悪くなっていく一方です。しかもですよ、カバー周辺って掃除しにくいですよね。チリトリとかハタキで掃除しようとすると引っかかるんです、カバーが。本体ごと持ち上げようとするとカバーが滑って本体ゴッチンと落としそうになるし、カバーはずして本体を持ち上げてとか、じゃあカバーどこに置いておくんだとか、面倒だと片手にカバー持ってもう一方の手をプルプルふるわせながら本体持つとか、嫌んなってチリトリもカバーも床に投げつけて本体持って、掃除道具持てなきゃ掃除できないじゃん!とかなって、何やってんだ私な感じです。
とにかくカバーが掃除のジャマ。
掃除の手間を減らす目的で使うカバーが、掃除のジャマになって仕方がないんです。
大きなところでは、マットとかカーペットなんていうのもあります。部屋をおおうカバーですよね。端っこのところとか境目のところはほんと掃除しづらいです。
もうイライラして仕方がないんで、思い切ってはずせるところのカバーをはずしちゃってみました。台所のマット、トイレのマット、洗面所のマット、部屋中のカーペット、食卓イスに付けている靴下、プリンターをおおっていたカバー等々。
カバーはずしたら
カバーはずしてみたら予想通り掃除がしやすくなりました。わざわざ掃除機をかけるときに足で押さえつけたりする必要もなくなるし、洗濯物も減りました。
まあ、そのかわり汚れ防止カバーでごまかせなくなった分、掃除しなければいけなくなりましたね。水はねしたらその都度雑巾で拭き取らないと足がビチャビチャに濡れちゃうし、「あとで掃除すればいいか」が通用しなくなっちゃいました。最初は面倒だったんですけど、汚れたら必ずすぐに掃除するということに慣れちゃうと案外どうってことはなかったです。
予想しなかったところでは、窓の結露がほとんどなくなったことですね。カビの原因が減ったのはかなり嬉しいことですよ。カーペットって想像以上に水を吸っていたみたいです。
カバーがないと、ごまかしが利かないから掃除を必ずしなければいけなくなります。忙しいときなんかは、いちいち掃除するのが大変なときもありますよね。でも、後回し後回しにしたところで、いつかは必ずやらないと健康的で快適な生活が望めないのは確かだし、カバーだって汚れたら掃除の必要な「物」であることは他の物と大差ないです。それなら面倒でも汚れた部分や場所をいちいち掃除する方がよいのではないかとも思います。カバーがないとむしろ掃除は楽ですし、慣れです、慣れ。
カバーのない生活、その先へ
いちいち掃除しなければいけないのって本当に面倒で大変です。でもそれはカバーをしても避けられるようなものではありません。ものが増えている分だけ掃除の手間は増えます。カバーで手に入れられるのは汚れを落とす手間を先延ばしにできることだけです。
カバーがないといちいち面倒な掃除をしなけりゃいけません。手に入れられるのは、うーん、、、いつも手入れの行き届いた健康的で快適な環境だけ?でしょうかね。
価値観の違いはあるんでしょうけど、私は「すぐは面倒」でも、そっちのほうがストレスも少なくて快適でした。