「7月16日に水道がとまります。」というチラシがポストに入っていました。近所では今、結構広範囲にわたって水道工事が行われていて、その影響です。でも、我が家はいつも通りに過ごせます→なぜ?
災害対策が役立つとき!
ペットボトル水常備
北海道胆振東部地震、怖かったですね!
これを教訓に、我が家では災害対策として水の確保もすることにしました。
まず、常備することにしたのが「ペットボトル水」です。たいていの家で常備されているものの一つですね。でも、ペットボトル水はそれなりに重たいし置き場所も取ります。さらに生活のほとんどの水を水道水から確保しているとあまり出番がないので管理が難しいです。
東日本大震災でペットボトル水を常備しはじめたものの、我が家では管理を怠っていたために胆振東部地震のときにはほとんどのペットボトル水が賞味期限切れになったか、なりかけ状態で大反省!でした。しかも、人数分(我が家は夫婦+子3人の5人家族です)の置き場所が確保できなくて、とりあえず12本程度を申し訳に置いていただけ…にも関わらず、この有様だったので本当に気が緩みすぎていました。現在はなんとか場所を確保し50本程度常備しています。
最近は冷蔵庫に1本のペットボトル水を常備して、冷たい水が欲しいときに使っています。こうすると、生活の中でうまく災害時のためのペットボトル水を回すことができる、と気づいて実行することにしました。
水道工事は災害ではありませんが、水が一時的とは言え止まって使えなくなってしまうことにかわりはないですね。実はこんなときにもペットボトル水がとても役立つ!と今更ながらに気づきました。
浴槽に水確保
災害時の水対策として、さらに我が家では浴槽に水をためておくようにしています。
飲み水はペットボトル水で何とかなるかな~とは思っていますが、水はそれ以外の生活水で使う方がはるかに多いので、どうしよう?と悩んでいたんです。
三女は現在4歳で、まだ水の事故が多い年齢です。そんな理由もあったしカビ対策の点からも浴槽に水を確保しておくことにはしばらくの間抵抗がありました。しかし、生活水が足りなくなるのは明らかに困るし、もしものときを考えると何とかして浴槽に水をためておいたほうが良いですよね。だから水を浴槽にためることにしたんです。普段開け放しておいたお風呂のドアは閉めて常時カギをかけ三女がいたずらできないようにし、できるだけ換気扇を回したり掃除を徹底することでカビ対策することにしました。
浴槽の水も、やはり今回の断水に役立ちそうです。
浄水器
実は、我が家ではもう一つ災害時の水対策をしています。
それは「携帯型浄水器」です!
登山などアウトドアで一般的な商品なんですが、もちろん災害対策品としても役立つものの一つですね。
現在ペットボトル水を50本ほど用意し、災害時のしばらくの断水にも耐えられるようには準備していますが、断水が想定以上に続くことがないとは言い切れませんし、生活水が足りなくならないとも言い切れないです。
そんなときにはもしかすると、例えば破裂した水道管から出てきた水や、雨水、雪を溶かした水などを生活水や飲み水として使わなければいけないかもしれないですよね。手を洗うとかトイレを流すくらいならば何とかなるかもしれないにしても、飲み水にするとなると非常に抵抗があると言うか、感染や病気を防ぐためにも飲み水にはしないほうがいいです。しかし、「それしかない」という状況がこないとは言い切れないです。
考えすぎといえばそれまでですが、そんな状況も考えての「携帯型浄水器」の常備です。
ペットボトル水がなくなっても、浴槽の水を浄水して飲み水に変えることができるので、準備しておくとさらに安心できます。
災害時のための水対策は、災害ではないけれど断水するというときにも役立つので、やっておいて損はないと思います。