今まで気に入って使っていた超コンパクトタイプ柔軟剤を、近所のどこのお店も置かなくなってしまいました。なんかすごくがっかりしたし、また新たな柔軟剤を探すのも面倒くさいです。で、ふと疑問に思ったのが「そもそも柔軟剤って絶対に必要なものなのか?」ということです。調べた結果と、その後の私の行動とは?
洗濯洗剤は汚れを取る、じゃあ柔軟剤は?
洗濯洗剤の用途はわかりやすいです。
衣類についた汚れ、例えば皮脂とかホコリとかドロを落とすために使うものですよね。主に界面活性剤の力を使って汚れを浮かせて、浮いた汚れを水で洗い流す仕組みで、なんていうか汚れを取ってくれるから、清潔な衣服を着られてよかったね~的なもので、洗濯のときになくてはならないものの一つだ!って思います。
それじゃあ、柔軟剤は?っていうと、まあとりあえず今まで使っていたから必要なんじゃないの?ってくらいで、私は実際よくわからないけど使っていました。名前の通りで柔らかくしてくれるんだろーくらいな?
一応、柔軟剤パッケージの取り扱い説明を読んでみると、衣類を柔らかく仕上げるとともに、静電気を起きにくくする働きがある、と書いてありました。けど、仕組みはよくわからない…ので、化学系の本とか柔軟剤メーカーサイトを調べてみたんです。繊維の電子、+と-の向きをそろえることで肌側の電子との摩擦が起きにくくなって、ついでに静電気も起きにくいってことらしいです。働きと仕組みは何となくわかりました。
でも、うーん…、柔軟剤の働きって、絶対に必要なのか?って考えると悩みました。
柔軟剤使っても…
確かに柔軟剤使わないで洗濯すると、綿のタオルなんかが特にゴワゴワ~な感じになるし、柔軟剤使ったときとの差は明らかです。
でも、ゴワゴワ~がダメかって言うとそんなこともなくって、私は結構気にならないというかゴワゴワも好き?な感じなんですけど、…私だけ?でしょうか。静電気にしたって、乾燥する冬なんかは、柔軟剤使っても起きるときは起きるよねって思うし、だからこそ静電気対策グッズまであるくらいですよね。乾燥肌への当たりが悪いっていうか、ひっかかるような感じのする衣類があるのは柔軟剤使っているかどうかというよりは、繊維そのものとの肌の相性って気がするし。
本当に本当に、絶対にぜっっっったいに柔軟剤が必要なものなのかぁっ???!!って問い詰めれば問い詰めるほど、私的に「絶対に必要!」とは言い切れない、言い切る自信がなくなります。
うーむ、そんなものにって言ったら失礼なんですけれど、毎回毎回使って消費してこの先ずーっと使い続けてチリが積もって人生の中の何万円もつぎ込んじゃっていいものなんだろうか?と悩んじゃいました。
日常洗濯での選択
結局私は、「柔軟剤、それほど必要でもないかも」と思ってしまったので、試しに日常的な洗濯物では柔軟剤をあえて使わないことにしてみました。
使わないことを一週間くらい続けてみたんですが、…それほど困っていません。
タオルはゴワゴワですが、どうせ手を拭くだけだし、すぐビショビショに濡れて取り換えるものだし、最初からまあこんなもんかなと思って使えば使えないことはないです。服もゴワゴワが気になるのは最初だけ、というかゴワゴワ感は繊維の種類にもかなり影響されるみたいで、ほとんどわからないものも多いです。
妻は、私がこれからは柔軟剤を使わないで洗濯しようと思うと言ったときに、「使わないとゴワゴワになるから絶対嫌!柔軟剤は絶対必要!」と声を大にしていたんです。けれど、日常的に出る妻の洗濯物は相変わらず私が洗濯している(つまり柔軟剤使っていないってことです)ので、まあなんていうか『あんた、柔軟剤入っていても入っていなくても気づいてないか気にならないじゃないかww』ってことなんでしょう。妻自身が洗うおしゃれ着用洗剤バージョン(通称ババァ)のときには柔軟剤を使っているみたいですけど。
ということで、我が家では洗濯用柔軟剤をあえてあまり使わないことにしています。ただ、絶対に使わないということにはなっていないので、使いたいときは使っています。しょうがないので、今まで使っていたブランドの超コンパクトタイプじゃなくてコンパクトタイプを使うことにしたんですけど、置き場所を取るのが不満といえば不満ですねぇ。だからといって取り寄せるほどでもないし、あまり使わなくなって買い物の機会も減るからまあ仕方ないかとあきらめました♪
とりあえず何かのきっかけで柔軟剤の存在意義に疑問を感じたら、試しに柔軟剤を使わないで洗濯してみることをおすすめします。