今年も暑いです。夜も寝苦しい日が結構続いてます。何をやっても何もしなくても汗、かきます。「あ~、今日も暑くてそれだけで疲れたわ~!」と布団にゴロンしちゃいますよね。でも、そのときに「ん?」???。なんかクサイ。え?何?どこ?確認していたらクサイのは私のワキの下でした!どうする、私?!
もう一回、嗅いじゃう?
連日の猛暑で汗だくです。
私、防災対策と称して最近は吸汗速乾素材のシャツを着ているので、汗をかいてもそれほど不快じゃなかったんです。
…ですけど!、汗吸って乾けば汗の成分は衣服の繊維に残ったまんまなので当然臭いの元は残るし、時間が経てばクッサクなるに決まっている、ということを忘れていました。臭いの原因ともなるバクテリアの繁殖を抑えるような加工がされている抗菌シャツとは言え、さすがに一日中というか半日汗だくで過ごしてそのままだったら臭うほどにはなっちゃうってことですね…。
そういえば合成繊維には臭いが付きやすいとかどっかで見た気がするなぁなどと思いながらも何となくワキの下を嗅ぎ続けてしまう私、42歳。加齢臭の線も捨てがたいな!と、どうでもいいことでもないけれどそんなことを考える前に、ワキの下のニオイをどうすべきか考えるときが来てしまったようです。この臭いを嗅ぐこと自体はちょっとクセになりそうだぜ…エヘヘ。
そもそもなぜ臭う?
臭いがする原因をいくつか考えたり思い出してみたりすると、
体や繊維に残っていた汗成分でニオイの原因となる菌とかが繁殖
がおそらく一番大きくて、次が
もうそろそろか?な加齢臭と、もともとの体臭
なんじゃないかなと見当を付けました。
というのも、シャツのワキの下を嗅いだ時と、ワキの下そのものを嗅いだ時では、明らかにシャツの下の方がクッサかったんです。普段、自分の体臭を嗅ぎなれているからそう思っただけじゃないか?とも考えられるんですけど、シャツのワキの下の方が、より濃縮された強い臭いが染み込んでいるって感じました。
そもそも体臭はして当然のものだし、イヌ派?ネコ派?って聞かれたら、体臭ある方が好き派だと私は答えます。においケアとか口臭対策とかキモチワルイし、たぶん少数派なんでしょうけど、早く加齢臭がプンプンするようなジジイにならないかなと思うくらいです。動物なら動物のニオイがするし、年取ってニオったり、クサくなるもの食べてクサいのは当たり前。どんだけ格好つけてもカワイ子ぶってもクサイものを出すんですよ。そりゃ、臭いなって思えば眉をしかめるくらいしますけど、極度にニオイニオイ言ってにおい対策と称して物を売りつけたり、そういうのに飛びついたりするのはちょっと違うんじゃないかと思うので、まず第一に防臭消臭グッズによって体臭をどうにかすれば良いんじゃないか?とは考えませんでした、私。
ただし、不健康な状態であるのは生きていくのが前提で生きている以上は許せないかなって思ったので、最低限度の健康を維持していくために必要な体臭対策はすることにしました。キッタナイ服着続けたりキッタナイ体のままでクッサイのはやはり不健康です。
体への対策
とりあえず、汗をかいたワキの下を水で濡らして絞ったタオルで拭いてみました。
で、クンカクンカしてみたところ、臭いませんでした。
汗かいたなーと思ったら、できるだけすぐに、そしてこまめに拭く。手軽で効果的です。特別な石鹸を使う必要もないですし、消臭剤塗る手間をかけられるなら拭くくらい同じような手間でしょう、たぶん。
病的にニオイを気にするならば、より消臭効果の高いグッズを利用するのがおすすめですが、適当にワキの下に水をペッとつけて手でこすって乾いたかあるいは濡れたタオルで拭くだけでもニオイ自体は取れます。どうせ家の中で過ごすことが多い主夫の私には濡れタオルで拭くだけでも十分なようです。
ただ、外にいる時間が長い方の場合、濡れタオルは現実的ではないですよね。濡れタオル自体が臭いを放つ可能性も出てきますので、できれば使い捨てで済ませたいところでしょう。携帯用ウェットティッシュあたりが妥当なところだと思います。アルコールが嫌という場合はアルコールが含まれていないタイプがおすすめです。あと育児生活で知ることとなったグッズの中では「赤ちゃん用の体andおしり拭き」が結構使えると思いますよ。安価だし赤ちゃん用なので、肌思いです。
とにかく、かいた汗を拭いたり洗ったりして、こまめに体から除くのが効果的ですね。お風呂orシャワーにプラスで拭き取りがおすすめです。
衣類への対策
シャツも体と同じように拭けば臭いが取れるんじゃね?と考えて試してみました。
取れませんね、結構しぶといです。
体と違って、臭いが繊維に染みついているので拭くくらいじゃ取れないみたいです。拭いたそのときはニオイが取れたかな?と思ったんですけど、乾いてきたら元通り臭いました。洗濯したら取れました。洗濯用洗剤でもセスキなどでも、あるいは水だけでも構わないんですけど、とにかく拭くくらいではシャツに付いたワキ汗の臭いは取れないので、洗う必要があります。
でも、シャツのワキの下だけ洗うなんてできませんよね。そもそもシャツを洗ったら濡れるし、ワキの下だけ洗ったつもりでも意外なほど広範囲にまで濡れ広がっちゃいます。着たまま洗うのは不快だし、乾かすのにも時間がかかるし、汗かいたからって毎度毎度シャツのワキ部分を洗おうとするのは非現実的です。
で、どうしたか?というと、単純にシャツを着替えることにしました。
着替え自体は多少面倒臭いんですけど、汗でクサいのを我慢するよりはマシかな~って思ったので、洗濯済みでニオイの付いていないシャツに着替えることにしました。着たまま中途半端に洗うくらいなら着替えて本格的に洗う方が現実的ではないだろうか、と思い至ったわけです。
着替えついでに体のワキの下も拭けばスッキリ爽快です。
着替えると洗い物が増えるのは難点ですが、幸いなことに速乾素材だったのですぐ乾きました。乾きにくい素材のシャツを使っている方は、速乾素材のシャツに買い替えるというのはいかがでしょうか。
といっても、この対策方法も外出先では難しいのでは?と思いますよね。となると例えば「ワキの下パッド」を利用して、これをこまめに交換するという方法も考えられますが、ついつい交換を怠ってしまいパッドから染み出したニオイ成分がシャツに移らないか?と心配だったり、パッドが小さすぎて汗がはみ出しちゃったら意味なくないか?とか薄いシャツの場合パッドが透けて見えてカッコ悪くないか?とかそんな心配をする方も多いのではないでしょうか。
ということで、着替えてしまうという方法はかなり根本的対策としておすすめなんですが、どうなんでしょう?
今一度、外で着替えることは不可能なのか?と考えてみると、例えば更衣室があるならば替えのシャツを用意しておくだけで実行可能ですし、トイレを更衣室代りにして着替えることも不可能ではありません。着替えのシャツをカバンに入れるためのスペースを何とか工面する必要はありますが、例えば旅行用圧縮袋を利用するなどの工夫によってシャツの一枚二枚をカバンに入れることはできなくはないとも言えます。
「そこまでして着替えるか?」との疑問も当然出てきてしまいますが、これは必要度によるとしか言えないです。人対人の仕事をしていて、相手をちょっとでも不快にさせないためにあらゆることをすべきという立場や考えであるならば、着替えるくらい当然しろよとなるかもしれないですし、とにかく臭いが嫌!というならばこざかしいダマしグッズでいろいろ対策するより簡単だし、もちろん今まで通りニオイ対策グッズを使い続ければ二重の安心を手に入れられるから良いんじゃない?とも考えられます。恋多き方なら、見えないところのオシャレandモテ対策として一般的には効果が高いかもしれませんが、相手が「むしろプンプンにおってくるくる人が好き」という場合は逆効果ともなりかねません。
家の中にいて洗濯することが日課となっている、どうせ主夫(また言った!)である私の場合は、着替えちゃうのが一番簡単な対策でした。
結局、汗対策グッズを買うお金がもったいないとか、そういった商品をあれこれ探して悩むのが面倒くさいという理由が大きかっただけでもあるんですが、私の場合、単純で簡単な方法で汗対策をすることにしました。私と同じような意見や環境だったり、汗対策グッズだけでは効果が思うように上がらないと悩んでいる方には、汗対策グッズにプラス!で拭き取りand着替えをおすすめします。