天ぷら、から揚げ、フライ、カツなど、我が家ではたまに揚げ物料理をします。一度使用した油は再利用するために油こし器で保管しますが、毎日のように揚げ物をするわけではないので、あまり出番がありません。使わないと酸化して味が落ちるし、さらに何回も使うと焦げ色になってくるので、いずれ処分しなければいけないです。でもこの処分が面倒でたまりません。固めるにしても吸わせるにしてもペットボトルに入れて回収してもらうにしても、とにかく捨てるために手間をかけるのがとても嫌です。なんとかなりませんか。
料理で使っちゃう
揚げ物料理で残った油は、他の料理の時にも使ってしまえば解決です。
私は炒め物料理をするときに、揚げ物料理の使用済み油を再利用しています。使用済み油を一度に使い切ることはできませんが、揚げ物料理だけで使うよりも確実に消費できるので、処分に頭を悩ませることがなくておすすめです。
揚げ物料理、おいしいですよね。
揚げ物をすると床や壁に油が飛び散るから掃除が大変だし、食器などを洗う前には布切れで拭いたり後始末が超面倒くさいんですけど、家族にはおいしいおいしい言って食べてもらえるしなぁ…と考え出したら、なんかもうその日は作らざるを得ないです。
でもやっぱり揚げ物料理は面倒なんで、毎日のようにはしないです。
一回の揚げ物料理で使う油の量って、普段使う量の比ではなく多いですよね。でも、揚げるということのためだけに必要で、食べて体内に入れるために全ての揚げ油が必要というわけではないです。少しずつは消費してなくなっていくけれど、毎回のように大量の使用済み油が余ります。
余った油は油こし器でこして保管すればまた次の揚げ物料理で使えます。
使った油はまた使えるけれど、揚げ物料理は面倒なんで、毎日のようにはしない。少し消費してまた残る…の繰り返しです。基本的に油は封を開けた時点から劣化していくので、早めに使い切るのが原則ですが、揚げ物に使った油はどうしても早めに使い切ることができない構造ができあがってしまいます。
気づくと前回の揚げ物料理から一か月以上過ぎていた、なんてことがざらにあるので、劣化しすぎた油は処分することに…。
でも、油の処分は超面倒くさい!
それに捨ててしまうのはもったいないです。環境にも悪いし。
と、いうことで揚げ物で使った油の処分が面倒くさくて、どうにかならないかと思案したときに「揚げ物料理に使った油って、べつに揚げ物料理にしか使えないというわけではないんだよね」と思いついて試してみたのがきっかけです。揚げ物の具材から出たダシやうま味が油に付いているようで、炒め物料理の味に深みや複雑さが出る気がしますよ。
処分の手間が省けるし、料理に深みを出せて一石二鳥!今では揚げ物料理で大量の使用済み油が出た時には必ず炒め物料理で再利用しています。次の揚げ物料理の前に使用済み油をほぼ使い切っていることがほとんどなので、「油が酸化していないか?」などと悩みません。
揚げ物で使った油の処理が面倒くさいなと感じたら、試しに炒め物で再利用してみてください。