消せない油性ペンで書いちゃってる学校へ持っていくものを捨てるときの簡単な対処法をふたつ紹介します。
除光液で拭き取る
マニキュアを拭き取るときに使う除光液(リムーバー)や、プラモデル塗料の薄め液で消せることがあります。おうちにある場合はまず最初に試してみたい方法です。いらない布やティッシュペーパーなどに液を染み込ませて、消したい部分に押さえつけるように拭き取ります。ゴシゴシこすると、取れないことがあるので注意しましょう。
この方法できれいに拭き取れると、名前を書き直すことができるので便利です。
ただし、人体にあまりよい影響はない揮発性の高い物質を扱うことになるので、注意が必要です。さらに臭いもありますので、使用の際は、つねに換気が必要です。
残念ながら油性ペンのインクが染み込んでしまっていると、拭き取れないことが多いです。
上書きで消す
薄め液がない、薄め液で消えない場合は、油性ペンで上書きして消すのが効果的です。場合によっては、油性ペンに含まれる成分で、名前が溶けて見えなくなることもあります。
グルグルと丸く塗りつぶすか、何本も線を引いて消すと思います。たいていはこれで一件落着しますが、ものによっては、名前がうっすらと見えて気になることがあります。このようなときには、てきとうに考えた架空の名前で上書きするのがおすすめです。仮にもとの名前が見えたとしても、どれが本当の名前か見分けがつかないです。数人分書くと効果的です。低学年ならば、ひらがなで名前を書くことが多いので、架空の名前を考える必要もなく、てきとうなひらがなを数個上書きするだけで済みますね。
薄い紙ならシュレッダーで裁断すれば済む話ですし、鉛筆なら消しゴムで消せますが、立体物へ油性ペンで書いたものは、消すのに苦労します。
個人情報の流出を過度に気にしなければいけない世の中になってしまったので仕方ないか、と思いつつ消していますが、きれいに消えると何とも言えない達成感を得ることができますし、適当な名前を考えながら消すと、本当に全く知らない人のものになっていくようで楽しいです。
処分方法がわからなくて困っている場合は試してみてください。