重たい!場所を取る!たいして見ない!カビる!でも無いのはイヤ!そんな収納に困るけど大切な写真アルバムを小さく、場所を取らずにカビない上いつも目を楽しませてくれるものに変える方法を紹介します。
写真で圧死!
一枚はたいしたことなくても大量の写真は凶器です。
重たいし、燃えるし、カビて家族に病気をもたらします。それも年月が経つほどに危険性が増すので始末に負えません。
たいして見もしないのに。
ここまで変わっている!写真との付き合いかた
昔は写真と言えば紙焼きが当たり前ですが、今は「データ」という目に見えないものにまでなってしまっていることをご存じですか?
デジタルカメラはもちろん携帯電話やスマートフォンなど気づけば紙に焼かない写真が身の回りにありますよね。わざわざアルバムを開かなくても写真が見られる環境があるのです。アルバムが重荷になっているなら、アルバムをなくしちゃいましょう。デジタルカメラ以前の写真もデジタルデータ化すれば、アルバムがいりません。
スキャナだけあれば良い!
デジタルカメラ以前の写真は、フィルムと紙焼きの写真に分かれていましたね。
スキャナがあればフィルムをデジタルデータにして保存できます。スキャナは紙などに描かれた絵や写真をデジタルデータに変換できる道具です。パソコンを使った方がスキャナで取り込んだデータの管理や加工がしやすいのですが、パソコンがなくても使えるスキャナもありますのでパソコンが絶対に必要というわけではありません。
残すも捨てるも自由になる!
まずはすべての写真をデジタルデータにしてしまいましょう。
データで残っているので紙の写真やフィルムは残す必要がなくなります。これだけは残しておきたい!というベストショット以外は捨ててしまえば、重たいアルバムはいりません。人に渡すなど必要なときだけ写真として印刷すれば良いのです。データにすると、例えば携帯電話の待ち受け画面にするなど今までアルバムで見るしかなかった写真の使い方が広がりますね。
ただし、欠点もあります。デジタルデータは壊れやすいのです。パソコンの中だけやデータカード一つだけに写真データを保存しておくと、もしも壊れたときにデータすべてを失ってしまうことになります。バックアップと言って、例えばパソコンのほかにデータカード、ハードディスクやDVDなどのデータ記憶装置や記憶媒体にいくつもコピーしたデータを保存して、万が一のデータ消失事故を未然に防ぐことを忘れずに行いましょう。
また、データの盗難にも気をつける必要があります。コンパクトに持ち出しやすくなると言うことは、盗まれやすくなると言うことです。さらにインターネットで世界につながったパソコンがパソコンウィルスに感染することで、人には見せたくない写真データが一瞬のうちに世界中に拡散するおそれもあります。ウィルス対策ソフトを導入したり、パソコンを常に最新の状態に保つことが大切です。
欠点はありますが、場所を取らない、劣化しないなどの長所はデジタルならではです。とりあえずほとんど見なくなったけれど処分に困っているアルバムあたりを試しにデジタル化するところから始めてみるのがおすすめです。