住んでる家が賃貸だし狭いから、10W程度の練習用ギターアンプでもじゃまだし音量が大きすぎるんだよね。
だから、携帯ラジカセくらいの小さいギターアンプが欲しい。
探してみたらあったんだけど、よくよく調べると9V箱型乾電池(上に+-端子が付いてるやつ)を使うのがほとんどで、家で絶賛大活躍中の充電式単三電池じゃ使えないんだわ。ああ、不便だな、いやだな、ていうかギターエフェクターなんかも9V使ってるの結構あるよね、私は持ってない(そういえば過去に使ってたな、ワウペダルで)けど。
単三電池で動く小さいギターアンプが欲しいんですけど。
で、探してみたら「アクティブスピーカー電子工作キット」っていうのがあったから、早速買ってみたよ。
そもそもミニアンプに音質なんて期待していないし、とにかく小さくて音が出りゃいいって感じ。でも、自分で設計して部品集めてとかは大変すぎるし失敗する未来しか見えない。とりあえずキットになってるなら正しく組み立てさえすれば使えるだろう、たぶん。
まあなんというか、接着剤の代わりにはんだとはんだごてを使うプラモデルだと思えば、それほど難しくはないかと思いつつ組み立てたよ。箱には工作時間2時間くらいって書いてあったけど、準備とか動作確認、後片付けとか含めてたっぷり3時間はかかったわ。そのせいで晩御飯支度が遅くなっちゃったから手っ取り早くミートソーススパゲティを作った(関係ない話だけどね)。
で、できた。
うん、普通に使えるわ。ギター側の音量とかピックアップの位置、それからスピーカーの音量のバランスによっては簡単に音が割れちゃうんだけど、なんつーかこれ天然のオーバードライブじゃね?って感じでなかなか楽しめるよ。もちろんアンプシミュレータとかエフェクターを挟んで使うこともできる。
同時購入した「ワイヤレスギターシステム」とつないで超お手軽エレキギター環境が完成した。これからはアコギ並みの気軽さで練習できそうだわ。
次は自分でモノラルのミニアンプでも作ってみようかな、と思えるくらいには楽しかったよ。