我が家の三女(2歳)は折り紙が大好きで、毎日のように折っています。折り紙は消耗品なので次々と買い足すのですが、一口に折り紙といっても、たくさん種類があるので悩みます。300枚入り徳用折り紙がメインだとしても、それだけだとちょっと物足りないので、いろいろな模様付き折り紙などをスパイスとして入れるようにしています。
両面折り紙は、コップやお家などの裏表が出る折り紙作品で使うと、とてもきれいですよね。私もそんな感じで「両方色が違う折り紙作品ができ上がったら喜びそうだな」と思って、両面折り紙を買いました。ところが、実際に三女が折り始めると、ものすごく苦戦するんです。というのも両面折り紙は、徳用折り紙などと違って、ちょっと硬いんです。やはり折り紙の両面へ色を付けるには、厚手の紙が必要なんでしょうね。最初の三角折りすじを付けるくらいならまだ大丈夫なのですが、折り進めるにしたがって、紙がどんどん厚く硬くなっていくんです。そうなると、まだまだ手の力が弱く不器用な2歳児三女、「うんしょうんしょ」と頑張っても上手に折るのは無理でした。
特に最近は奴さんが彼女の中で流行中です。一回座布団折りするのはまだ大丈夫、二回座布団折りちょっときつい、三回座布団できなーいという感じです。奴さん、両面折り紙で折る意味はないんですけど、三女は折る紙をいちいち選んだりしないで上にある紙を取って折り始めてしまうので、あらら折れなかったという事態が起こります。折り紙ケースの下に両面折り紙を入れておいても、使うときに全部ひっくり返して出す三女には全く意味がありません。
グラデーション折り紙は薄い紙なので大丈夫でした。でも、「タント」は両面折り紙と同じくらい厚みがあってダメ。ホイル折り紙は私が折りにくいので買ってないため、折りやすいのかどうかわからないです。動物などの絵が付いている千代紙系は折り紙によって厚みが違うので買ってみないとわからないです。
2、3歳の小さい子どもが折り紙遊びをするときは、親などが手伝いながら折ることがほとんどですが、一人で遊ぶことも当然あります。せっかくの折り紙遊びだからといろいろな折り紙を使わせたい、あるいは手伝う人が使いたいと思っても、遊びの中心である子どもが折りにくい紙だと、「折れない、嫌い!」となってしまいかねません。子どもが折りやすい紙を選んであげるのも愛情なのかなと思いますので、これから折り紙遊びを始めたい!と思っている方には折り紙を購入するときの参考にしていただきたいです。両面折り紙、きれいなんですけどねぇ…。