長女と次女が幼児のころ、我が家では毎晩のように争いが起こりました。川の字で寝ていたのですが、長女も次女も「ママの隣で寝たい」んです。さらには「ママが使っている枕で一緒に寝たい」んです。一人分しかない枕に三人なんて無理無理に決まっています。毎晩毎晩繰り広げられる大人から見れば間抜けな戦いをどうすりゃ終わらせられますか?!
ホテルの長枕!
枕が小さいから三人一緒には使えないんですよ。
「じゃあ、枕が大きければいいんじゃね?」と私は考えました。
ホテルの洋室のベッドには、ベッドの端から端まで届くような長ーい枕が備え付けられていることがありますよね。あれ、家でも使えばいいんじゃないだろか?と思いついたんです。
で、探しました。
ありました、「長枕」!
普通の枕よりも置いているところが少ないですが、探せばあるものですね。おかげ様で、毎晩繰り広げられる枕一緒じゃなくちゃ嫌だ戦争に終止符を打つことができました。
川の字には必須!
子どもが生まれると絶対と言っていいほどやってみたいものの一つが、親子川の字になって寝ること、ではないでしょうか。
母、赤子、父などと並んで寝るだけのことですが、とても幸せな時間ですね。
ところが、子どもが大きくなってきたり兄弟姉妹が増えてくると、この幸せな川の字時間が激変、枕が一緒じゃないというだけのことが争いの種になってしまうこともあります。
そこで、おすすめなのが長枕です。長い枕を使えば誰も枕からはみ出すことなく並んで眠ることができるんです。
それぞれ好みの高さや硬さの枕を選ぶことができないことと、仰向けと横向き両方に対応させるのは難しいこと、結局川の字で寝ようとするとベッドや布団が狭いことがあるなどはちょっとした欠点と言えるので、そういった点でこだわりがある場合はおすすめできません。が、欠点に目をつぶってでもとにかく川の字で仲良く寝たいんだ!という場合には、長枕をおすすめします。
長枕を使いだしてからは、枕で争うことのなくなった我が家ですが、すでに長女と次女は中学生で、三女が生まれてきて成長するにつれ、「三女が誰の隣で寝るか?」で毎晩のように争っているので、やかましくてたまりません。まあ…、なんかどうしようもありません。私は隣の部屋に一人で寝ていてさみしいです♪