ロボットのプラモデルに武器ではなく石けんやバターの箱を持たせたらカワイイ気がしたので作ってみました。かわいいので、野郎のホビーとしてのプラモデルな楽しみだけでなく、かわいいインテリアとしても最適です。
作り方の概要
作り方は簡単です。実際の商品の箱を分解して、パソコンに取り込み、縮小印刷し、組み立てるだけ。おそろしく簡単なのでぜひ試してみてください!
用意するもの
・素材となる商品の箱
・パソコン
・スキャナ
・プリンタ(スキャナ付きのプリンタでOK)
・ハサミ、のりなど
手順
・ミニチュアにしたい商品の箱をていねいに分解します。
これはスキャナで取り込むために必要な作業です。箱を乱暴に開くと、ノリ部分が破けやすいので注意しましょう。あけくちがあって切り取ってペリペリと開けるタイプの箱がありますが、切り取ってしまうと後で組み立てにくくなってしまうので、切り取らないように箱を開けます。できるだけきれいに開けたほうがよいですが、最後にまた組み立てなおすので、組み立てたあとに見えなくなる部分については、それほど神経質になる必要もありません。
・スキャナで取り込みます。
展開した箱をパソコンに画像として取り込む作業です。ドキュメントスキャナでは不可能なので、フラットベッドスキャナを使用してください。取り込む手順は通常のプリント類と同じです。取り込みサイズを私は「600dpi」にしていますが、縮小印刷するので「150~300dpi」でも大丈夫だと思います、たぶん。取り込み終わったら「箱_商品名」など名前を付けて保存します。
・画像補正&加工
この作業はなくても構いません。スキャン時のゴミの映り込みを消して取り込んだ画像をもっときれいにしたい、切り取りラインをはっきりと入れて印刷した紙を切り取りやすくしておきたいなどの場合に行います。
・プリンタで印刷します。
画像を縮小印刷します。縮小のサイズは、お好みで調整してください。安いコピー用紙でもできなくはないですが、きれいに作りたいなら写真用紙がおすすめです。私は光沢写真用紙のL伴(要するにアルバムに貼るようなスナップ写真印刷用です)を使っています。
・工作です。
印刷したら、箱の形に工作しましょう。切って折って貼ります。縮小印刷しているのでサイズは小さめです。切りにくいので、「デザインナイフ」や細かい部分も切れるような細くてするどい「精密作業用ハサミ」があると便利です。折るときにはフリーハンドではなく定規などを当てて折るときれいです。工作用ノリでうまく貼れない場合は、木工用ボンドや万能接着剤、両面テープを使ってみましょう。
箱以外でもできるよ!
いかがでしたか?実物の縮小サイズを作っただけですが、存在感があってしかもかわいいですよね。いろいろな箱で試してみてください。
さらに楽しみたい人は、箱だけではなく、さまざまなものを縮小印刷して工作するのがおすすめです。例えばシャンプーボトルや台所用洗剤、歯磨き粉などであれば、紙粘土やパテで容器を作り、スキャンして縮小印刷したラベルを貼ればできあがりです。挑戦してみてください!