以前、網戸死ね!と叫んで、風で開いてしまう網戸を調節したんですが、またまた開くようになってしまいました。もう私が死ぬしかないようですけど、それはアウトなんで網戸をなんとかすることにしました。でも網戸側はこれ以上の調節しようがないんです…。うーん、と悩んで、ふと窓枠側に細工を施してはどうだろう?と思いつきました。
摩擦係数を高くすれば網戸は開きにくくなるのでは?
今回風で開くようになってしまったのは、ベランダの網戸です。ギッチギチに締めると網戸が斜めって隙間があいてしまうし、何よりも洗濯物を干すときや、いってらっしゃいするときに不便なので、若干緩めな調節しかできない場所なんですよ。しかも場所的に風の当たりがきついのか、風が少し強い日は気が付くと開いちゃってます。網戸に網戸用テープ貼ってみたりもしたんですけど、効果なし…。
どうしたもんかと悩んだんですけど、これ以上網戸に工夫する余地もない、というか今のところ思いつきません。「もう少し、窓枠と網戸がきっちりと設計されていればこんなことで悩まなくても済むのにな、あーあ!」と思ったときに、ふと、網戸が無理なら、窓枠をどうにかすればよいのではないか?と考えました。例えば、窓枠の網戸用レール。ここがベタベタと網戸にくっつけば網戸が動きにくくなるのではないか…?とそんな感じです。摩擦が弱いからスイィ~~とスムーズに「開いてしまう」。ならば摩擦を強くさせれば問題解決じゃん!と考えて、じゃあ、具体的にはどういう方法を使えばそれを実現できて、さらには現実的な解決ができるのか考えました。
接着剤じゃベタベタすぎるんだよね…
例えば、接着剤をレールに塗り付けてみると、確かにベタベタになって摩擦が大きくなって網戸は開きにくくなるに違いありません。なるにはなるんですけど、それじゃあゴミも付きやすくなるし、第一、足にもベタベタくっついちゃって不便です。
木工用ボンドは?乾きにくいかな…。塗っているときに垂れてきちゃうし、塗りすぎるとどうしようもなくなる気がします。
布製クラフトテープ、いわゆるガムテープ。一番手軽だけど、時間が経つにつれてノリ成分がドロンドロンになって汚いし、はがしたくてもはがしにくい状態になることが目に見えています。セロファンテープとか、他のテープでもおそらく同じ結果になるでしょう。
うーん、うーんとしばらく考えてみて、実際は何日か考えてみて、ふと「パテ」なんかどうだろうか?と思いつきました。
パテ早速試したヨ
「パテ」は、プラモデルなどの改造に使ったり、家庭用品の補修に使えるもので、接着剤みたいにベタベタする粘土のようなものです。たまたま我が家にはプラモデル用の「Mr.ホワイトパテ」(チューブ入りでそのまま使えるタイプのパテ)とか「タミヤ・エポキシ造形パテ」(2剤を混ぜ合わせて使うタイプのパテ)があったので、これをレールに盛っちゃえば滑りが悪くなるんじゃないかと考えました。
パテなら盛り上げることが簡単にできるし、固まってしまえばベタつくこともないです。硬化後はヤスリやナイフで整形可能だし、盛りが足りなければ盛りなおすこともできます。気に食わなければ取っちゃえばいいし。
説明書を見てみると、金属にも使用可能とあったので、早速試してみることにしました。今回試したのは手軽な「Mr.ホワイトパテ」。ヘラですくいながら、窓枠の「ここら辺の摩擦が高くなれば開きにくくなるんじゃね?」と思われるような場所にパテを盛ってみました。
パテ、硬化後の効果は?
パテが乾いて固まったら、やすりで削って調節。あくまでも開きにくくなりすぎないように、でもすぐ開かないように、が難しいところですね。で、その効果なんですけど、、、わりといい!確かに風ですぐに開いちゃうことがなくなった気がします!摩擦は確実に高くなりますね。よほど強い風が吹けば、さすがに開くかなと思いますが、以前のように簡単に開くことはなくなりましたよ。
ということで、網戸ネジの調節をしても網戸が風で勝手に開いてしまうとお悩みの方には、窓枠の網戸レール部分にパテを盛ってみることをお勧めします!