冷蔵庫の中に使いきっていない古い腐ったジャムはありませんか?そうなる前に実行したいジャムの消費法を紹介します。
ジャムがなかなか使いきれない
こんがり焼いたトーストに、お出かけのお供のサンドウィッチに、たっぷりとジャムを塗って食べると、とってもおいしいですよね。
ジャムはパンに付けて食べるのが一般的ですが、その方法だけだと、どうしても賞味期限内に使いきれないということはありませんか?使いきれる量だけ入ったジャムを購入する…のが理想的ですが、値段や品質、味の好み、家族の生活スタイルなどの理由から、ついつい大きめのジャムを買ってしまったり、毎日の献立でたまたまジャムを使う機会がなかったりで、「ちょうど良いサイズ」が変化するために、なかなか調節がうまく行かないことがほとんどではないでしょうか。
ジャムは比較的長期保存が可能な食品とは言え、開封したら早めに使いきるのは他の食品と同じです。甘さを抑えたジャムは保存可能期間は短めですし、いくら清潔なスプーンを使用しても何回も使用すればパンくずなどの異物が入るのは避けられません。
開けたら早く使いきる、やはりこれが大事なことですね。それには「パンに付ける」以外の用途を考えるのが一番です。
パン以外にどんな使い道が?
パン以外で広く知られているのは「ヨーグルトに入れる」がありますね。
ヨーグルトを食べない方以外は徹底してヨーグルトに入れる事を実践しましょう。たいていはこれだけでジャムを使いきることができるはずです。ジャムが家にあるにも関わらず味のついたヨーグルトを買っていませんか?おいしいからとか、一回に食べきれる量のカップに入っているからという理由かもしれませんが、ジャムを使いきるために一度プレーンヨーグルトを購入してみてはいかがでしょうか。味付きヨーグルトは、プレーンヨーグルトに砂糖と果物と香料を付けただけです。つまりジャムを入れるのとなんら変わりません。香料の入っていないジャムがある事を考えると、ジャムを入れたプレーンヨーグルトの方が良いのでは?という気もしないではありません。
さらに、消費税増税の影響でなのか価格を抑えるために、さまざまな加工食品が「一回で食べられる量」を減らすことを行っています。すでに、味付きヨーグルト中毒になっている場合や個人の好みもありますし、強要するような事でもありませんが、総合的に見てプレーンヨーグルトにジャムを加える方がおすすめです。
ヨーグルト以外は?
ジャムの仲間、チョコレートクリームがあるなら、チョコバナナが楽しめます。
お祭で見かけるチョコバナナはバナナに溶かしたチョコレートをコーティングした物ですが、家庭ではそんな面倒くさいことはせず、スプーンですくってバナナに乗っけるだけでオーケーです。キュウリに蜂蜜をかけるよりおいしいですよ。
アイスクリームにかけると高級感が増します。あえてバニラやミルクアイスを選んで、わざわざジャムを混ぜたり乗せて食べるという面倒くさい行為をすることで、なぜか「セレブ」な感じに。
子どものおやつ時間のためにジュースを購入しているのなら、それの代わりに牛乳とジャムで「イチゴミルク」や「オレンジミルク」などを楽しむのはいかがでしょうか。遊び要素も加わるので子どもが喜びます。
製氷皿やシリコン型があるなら牛乳ジャムシャーベットもおすすめです。アイスを買わなくても良くなります。懐かしい味も魅力的です。もしもあなたがプチ贅沢、自分へのご褒美として高級アイスしか買わない独身女性ならば、思いがけない懐かしい家庭の味に涙すること間違いありません。
変わり種ではサラダドレッシングに少量加えるのもおすすめです。油、酢、塩、コショウだけのシンプルなドレッシングがフルーティに早変わり。
お菓子づくりが好きなら、なんでもかんでもジャムを混ぜてみるのがおすすめです。新しいレパートリーが増えること間違いなしです。家庭でできる簡単お菓子と言えばホットケーキがありますね。お好み焼きの代わりにホットケーキを作ればジャムを消費できます。
ジャムは基本的に甘いです。ですから甘くするとおいしい物ならたいてい大丈夫だと考えて、いろいろと実験すると良いです。砂糖を加える代わりにジャム。
楽しんで消費するのがジャムを使いきるコツです。