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カラオケのキー変更機能って使ってる?

こんにちは、koyukaisa.workの真田夕起です!

初めて訪問してくださった方も、いつも読んでくださっている方も、ありがとうございます。本日も楽しんでいただける記事をお届けしますので、どうぞリラックスしてお読みください。


今回はいきなり質問からなんだけど、「カラオケでキー変更を使うか、使わないか?」について聞きたい。

そもそもキー変更機能とは何か?といえば、カラオケで流れる演奏全体のキーを変える機能だ。例えばドレミ~、と流れている演奏をド#レ#ファ~、などと変えられる機能なんだけど、積極的に使う人もいれば、使わないとか使いたくないという人も結構いるかもしれない機能でもある。

ちなみに私は、以前は使わない派だったけれど、今は積極的に利用することもあるよ派に変わった。結構中途半端な使い方をしている自覚がある。でもたぶん両派の理由、言い分はわかる。

そこで、まずはそもそもなんでキー変更機能があるのかというところまで立ち返って、そのうえでじゃあキー変更使うor使わないを決めてみるのもいいんじゃないか?決めてみてよ!というのが今回の話題。

使う理由、使わない理由

キー変更、使うよ、使わないよ、あると思うが、とりあえず、それぞれの理由を思いつく限り列挙してみようと思う。

使う派

低すぎたり高すぎたりして歌えない曲が歌える

変えたほうが歌いやすくなって気持ちよく歌える

自分の声を最大限活かしたおいしい音域で歌える

ほとんど似通った理由になっている気もするが、とにかく使う最大の理由は、チート(イカサマ、ごまかし)機能だろうがなんだろうが歌えない曲が歌えるようになるから、である。

使わない派

使い方がよくわからない

がんばれば歌えるんだから無理してでも歌うべき

キー変更は曲に対する冒とく

好きな歌手になりきるために原曲キーを維持したい

いちいち変更するのめんどくさい

こんなところだろうか、どちらかといえばキーを変更する機能そのものに対する無理解とチートへの批判的意識が支配する世界である。

キー変更で何が変わるのか?

使わない理由のひとつに、使い方がわからない、というものがあるのは、そもそも問題外なのでは?という気もするのだが、実はかなりの数に上るのではないだろうか。

まずはキー変更機能についておさらいしてみようと思う(以下、かなりくどい)。

曲の中のドレミファソラシ

そもそも、ドレミファソラシドを知っているだろうか?

「は?馬鹿にしてんのかボケ、死ね!」という声が聞こえてきそうだが、カラオケではどんな曲であってもこのドレミファソラシ、の中の音を使って演奏されている。もっと詳しく見ると、ド、ド#(レ♭)、レ、レ#(ミ♭)、ミ、ファ、ファ#(ソ♭)、ソ、ソ#(ラ♭)、ラ、ラ#(シ♭)、シ、(※(♭)は#と同じ音になる音)で演奏されている。

どんな曲もドレミファソラシドの音を使って演奏はされているのだが、シよりも高い音はまたドに戻って表すので最初のドと同じように聞こえるけれども、実は高いドの音になっている。最初のドよりも低い音はシに戻って表すので、実は低いシの音になっていることも理解できる。

ようするに、~ドレミファソラシドレミファソラシドレミファソラシ~、と繰り返しているけれど、実はそれぞれ別の高さの音になっている。一番低いドから次の高いドの手前のシまでをひとまとまりとして1オクターブと数える。

曲で使われる音の範囲

カラオケで歌われる曲はだいたい1オクターブ~2オクターブくらいで収まると言われている。ドレミファソラシドレミファソラシドと歌えれば歌える感じである。

このままだと、どこのドなのかわかりにくいので、とりあえずカラオケの曲の中で一番低いドのところの声を0ドとして数えることにしよう。

0ド~2ドの範囲で歌えれば歌えるんだよね~みたいな感じだ。

ところが、実際の曲はそうなっていない。

確かに1~2オクターブくらいで収まっているけれど、すべての曲が0ド~2ドの範囲に収まっているわけではなく、例えば1オクターブで収まっているけれど、1ファ~2ファだったりする。

これがキーの違う状態だ。

確かにドレミファソラシドを使って歌っている。しかし、気分的にはドだけど実際はファの高さでドレミファソラシドを歌っていて、ファソラシドレミファ(それならシではなくシ♭なんだけど割愛)と歌っているような曲がある、というかほとんどそういう感じ(もちろんドレミファソラシドで歌っている曲もある)になっているのだ。

まるごと移動させる機能

キー変更機能は、気分的にはドレミファソラシド~と歌っているけれど、実はファソラシドレミファと歌っていたみたいな感じを実現させる機能になっている。

#側に動かせば、ドをド#(レ♭)→レ→レ#(ミ♭)→ミ→~とまるごと曲を動かせるし、♭側に動かせば、ドを~←ラ♭(ソ#)←ラ←シ♭(ラ#)←シと動かせる。

例えばピアノがほとんど弾けない人(私だが)がピアノで演奏しながらこのキー変更を実現させようとすると、黒鍵だらけだし、どこがどの音なのかわからなくなって混乱してしまうはめに陥るのだが、カラオケではこれをボタン一つで実現させてしまえる便利な機能となっている。

余談だが、ピアノではなくキーボードやシンセサイザーならばトランスポーズ機能、ギターならばカポタストを使ってキー変更が可能だったりする。

キー変更で曲を自分好みにできる

鼻歌を歌っている途中で、実際の曲をかけてみたら、全然違う高さの演奏と歌が流れてきてあ~れ~?みたいな経験はないだろうか?

そりゃそうだ。例えば実際の曲が1ド~2シで歌われているのに、鼻歌では0シ♭~2ラで歌っていたら合うわけがない。

さらに実際の曲の高さに合わせて歌ったら、先ほどの鼻歌で歌っているときよりも歌いにくくなっていて、さっきはうまく歌えてたのにおかしいな~?みたいな経験はないだろうか?

例えば自分の出る高い音が2ラなのに、実際の曲では2シまで使われていたら、高い音出ない~苦しい~♪となるに決まっている。

鼻歌で歌っていた高さならうまく歌えるんだから、キーを変更して歌えるようにしてしまえ、というのがカラオケのキー変更機能の使い方、ということになる。

ようするに、キー変更機能によって、カラオケ曲を自分好みに変える、ということをしている。

音域には個人差がある

カラオケ練習、ボイストレーニングなどを重ねることによって、練習前には出なかった高い音や低い音が歌えるようになった、ということがあると思う。

確かに、練習は大事で、努力することによって歌えない歌が歌えるようになることは多い。

練習不足による歌えない高さの音を使った曲、なのであるならば、キー変更しないで練習したほうがよい場合もあるかもしれない。

使わない派の理由、がんばれば歌えるんだから練習して歌えるようにするべき、につながるところだと思う。

ちょっと話がそれるが、学校の音楽教育の影響も考える必要があると思う。学校の音楽では、個人個人に合わせて曲の高さを変えるなどという配慮は絶対にしない。もっと大きな口を開けて大きな声で歌え、みんながんばって歌っているんだからがんばれば歌えるはずだ、声変わりで声が出しずらいかもしれないけれど、出しずらい場所以外は頑張れば大きな声で歌えるはずだ、などと叱咤激励し、それに乗せられて実際に歌ってしまうやつがいたり、合唱練習でソプラノは女子、テナーは男子と機械的に分けて、歌えないのは努力不足、内申点のためにも頑張ろうね的な音楽授業だったりの影響は計り知れない。私、学校嫌いすぎだろという声が聞こえてきそうだし、事実だが、まあとにかく、練習すれば歌えちゃうこともあるにはあるから、歌えないのは努力不足だからかな、と思ってしまう心情もわかる。

キーを変えて歌いやすくするのはズルをしているんじゃないか?みたいな気持ちになるのかもしれない。ズルいのは悪い、ズルしてまで歌って、そんなにかっこつけたいのか、モテたいのか、みたいな黒い気持ちがグツグツと湧き上がるのかもしれない。

ただし、忘れてはいけないことがある。

そもそも、音域には個人差があるのだ。

この個人差は練習量などによるものではなく、体の作りによるもの。

普段話しているときの声の高さを注意深く聞いてみるとわかるが、全員が同じ高さの音で話しているわけではない。ある人は低い声で話すし、ある人は高い声で話している。一般的に子どもや女性は高い声で話しているし、声変わりが終了した男性は低い声で話していることが多い。同じ女性でも低い声の人もいれば高い声の人もいるし、同じ男性でも低い声の人もいれば高い声の人もいる。この個人差は身長の違いや喉の作りの違いなどが関係しており、トレーニングでどうこうできるものではない。もちろんこれがその人らしさになっているともいえる。

歌うときにも話すときと同じように、自然と出てしまう声の高さで歌おうとする。何の基準もなく気分だけでドレミファソラシド~♪と歌ったときに実はレミファソラシドレ~♪と歌っていたなどというのは、練習不足などではなく、個人差由来のものであった、というわけである。

曲の中には自分の歌の音域から明らかに外れているものがある。

これはその曲が、その歌手の音域に合わせて作られており、たまたまその使われている音域が、自分の音域とずれていることから起こる。

そもそも商業的に流通している曲は、その歌手のために作られたオーダーメイド服と同じようなものなので、体型の合わない人が着られるわけがない。

カラオケのキー変更機能は、オーダーメイド服には及ばないけれど、数サイズ用意されているレプリカ服のようなもの、と考えるとわかりやすいと思う。

服に合わせるために体型を無理やり変える努力をするのは、服を着る目的としては本末転倒だよね?カラオケも同じように曲の音域に合わせるために自分の音域を変えようと努力するより、キーを変えて自分の音域で歌うほうが自然じゃない?というのが、キー変える派の根本的考え方なんだろうと思う。

キーを変えると曲が別物

特に絶対音感を持っている人(もちろん私は持っていない)が感じるらしいと聞いたことがあるのだが、曲のキーを変えると、曲そのものの持つ雰囲気が完全に変わってしまうらしい。

絶対音感を獲得する訓練の中で、色と音程を結び付けているような人だと、音程が変わると曲の色が変わってしまい、それが気持ち悪く感じることもあるらしく、キーを変えた曲はその曲ではないみたいな気分になることもあるかもしれないな、という気はする。

そもそもカラオケでその曲を歌おうと思うのは、その曲を歌いたい、歌いたいと思うのはその曲を好きだからとか、その曲を歌っている歌手が好きだからとか、とにかくその曲にある一定以上の好意、思い入れがある場合が多い。

だから、ボタン一つでその曲を変えてしまうのは、曲を尊重していないのではないだろうか?好きな歌手に対して失礼なんじゃないか、などという気分になるかもしれないのも、わからないではない。

曲を作る側も、その曲に合うキーを慎重に選んだ結果なんだから尊重してほしい、と思っていることが多いのかもしれないし。

私の場合、あまり気にならない。私が実際に曲(それが良い曲かどうかは別として!)を作る場合、とりあえず鼻歌で作って、あとからキーを変えるとか、とりあえずドレミファソラシドのほうが弾きやすいからドレミファソラシドで作って、あとでキーをまるごと移動させるとか、弾けるギターコードがそれだったからそのキーで作ったけど、いざ歌おうとしたら歌えなかったからキーを移動させるとか、自分で歌いながら作ったけれど、合成歌声ソフトで歌わせるならこの音域で歌わせると良い感じだからとキーをまるごと移動させるとか、わりと平気でする。アップテンポで作ってたけれど、速度落としてキーを変えたほうがいい感じの曲に聞こえるから変えた、なんてこともある。

キーを変えても曲が別物に聞こえないし、むしろ変えたほうがよくなることがあったり、逆に別物にしちゃうことで新しい魅力を引き出せることもある、と思っているのでキーを変えることに抵抗がないし気にならない。

ここらへんのこだわりの違いで、使う、使わないがわかれるのかもしれない。

おいしい音域

先ほど、合成音声ソフトの話題が出たついでの話なのだが、楽器には、その楽器特有のおいしい音域がある、と聞いたことがある。

人の声に個人差があるのと同じで、楽器にも差がある。

例えば小学校で習うソプラノリコーダーと中学校で習うアルトリコーダー。

ソプラノリコーダーの最低音はドで、アルトリコーダーはファになる。全部の指で押さえて慎重に息を吹き込まなければ出ない最低音は出すのが難しいのが懐かしい感じだが、それだけではない。

中学校で習ったアルトリコーダーでは同じドの音でも、何となくふくよかというか豊かなというか、ソプラノリコーダーで出すドの音よりも安定感があってよりきれいに響いた、という記憶がないだろうか。私はあったのだが。逆に高いドはソプラノリコーダーのほうが圧倒的に澄んだ音が出た。

吹きやすい指使いの場所と連動している気もするのだが、ソプラノリコーダーならソ~高いレあたりが吹きやすくてきれいな音がするし、アルトリコーダーなら低いド~ソあたりが吹きやすくてきれいな音がすると思うし、その楽器らしさがよく出ている気がする。

これがおいしい音域につながる。

その楽器を使うなら、そこの音をぜひとも使って魅力を最大限に引き出してあげたいという、おいしい音域がある。アレンジの際にはそのおいしい音域を使ったほうが、より魅力的な演奏、曲になるのだそうだ。

音声合成ソフトでもそういうのがあって、最低音が何々で最高音が何々と出ることは出るのだが、歌声として聞いたときに、ここらへんの音が聞いていて最高に気持ちいいという音域が確かに存在していて、どうせならそこらへんの音を使って歌わせたい、と曲を作るときには思う。

人の歌声の音域も同じで、出せる一番低い音、出せる一番高い音は何々とあるのだろうけれど、その人の歌声で聞いたときには、ここらへんの音域で歌っているときの声が良い声だよねというのが確かにある。

好きな歌手のあの曲の、ここらへんの歌い方が超イケてて溶けるんだよね~というところがないだろうか?あるいはその場所を聴きたいがためにその曲を何度もヘビーローテーションした経験がないだろうか?そこはおそらくその歌手のおいしい音域で歌われているところだと思われるし、曲を作る際にも、あえてそのおいしい音域をその部分に持っていくように、意図して作っているはずだ。

ただし、そのおいしい音域には個人差がある。いくら好きな歌手だったとしても、その好きな歌手のおいしい音域が自分の歌声のおいしい音域とドンピシャであるとは限らないし、むしろ違うことのほうが多いかもしれない。真似できないほどの高みにいる人に対する憧れはよくある話である。

少なくともキー変更によって、自分の声の最も魅力を引き出せる音域を多く使った曲に変更できるのだから、そうすべきだし好きな曲を気持ちよく歌えることで、その歌とか歌手への愛を示せる、と思う人はキー変更を使う派だろう。

プロ歌手が持ち歌以外を歌ったりカバー曲を出すときに、自分のキーに合わせているのを見たことがないだろうか。原曲キーで歌うことにこだわっていた時期が私にはあったのだが、テレビでプロ歌手が観客のリクエストに応じてカラオケで歌うコーナーで、キーを変更して歌っているのを見て、かなり衝撃的だった記憶がある。自分の歌声を最大限活かして商品としての歌として観客に届けるためには、曲のキーを変えることもいとわないし、それがプロ歌手ってものなんだなぁと感心した。私はその歌手が好きだったので、プロがそうなら、プロでもなんでもない単なる私がわけのわからない原曲キーこだわりを持つ理由は何もないな、と思い、そこからはキー変更をするようになった。

逆にその歌や歌手への愛や想いが強すぎるがあまり、カラオケで歌うときであっても、あくまでも忠実になぞることでその忠誠心を示すべき、真似なんてできないんだからとにかく原曲を唱えるのが崇拝していることになるのよ、と思う人はキー変更を使わない派だろう。ライブなどで歌手と一緒になって歌うためにも原曲キーで歌えることは大事、と考えているかもしれない。

挑戦することに意味がある

ライブで一緒に歌うときに歌えないと困る、のような明確な理由があってキー変更をあえてしない、という場合がある。

あるいは、高い声、いわゆるハイトーンボイス曲で、その高い声が売り、みたいな曲を歌いたいというような場合がある。

とにかくそのままで歌うことに挑戦することに意味がある場合、キー変更はしないことが多いかもしれない。

ただし、歌えないほど高いor低い曲というのは存在する。特にハイトーンは無理に出そうとすると金切り声になって耳障りだし、場合によっては音声障害につながるので注意が必要だ。

カラオケで歌うことに生活や人生がかかっているというならともかく、たかがカラオケで無理をして声が出なくなってしまうのはどうなんだろうと思う。

挑戦することに意味がある場合も確かにあるが、なんでもほどほどが大事。父親が死んだ年齢(42)を超えたあたりからは特にそう思うようになった私は、いっときのこだわりで生命をかける挑戦をするのは馬鹿らしいので、カラオケはカラオケでしかないし、ほどほどにたしなむ程度の遊びなんだから、よほど体調がよい場合にちょっとハイトーンに挑戦してみようかな?という感じにしている。

音域わかりずらい

さんざんその人には特有の音域がある、といったわけだが、実際には、どこらへんが自分のおいしい音域なのかなども含めて、わかりにくい。

特に自分の声は自分の耳フィルターがかかった声に聞こえてしまうし、客観的に判断するのが難しい。マイクを通した自分の声が気持ち悪いから、録音した自分の声を分析するなんて無理!という人も多い。

かといって、わざわざボイストレーニング教室にでも通うか?ということになる。

自分の歌いやすい音域、他人が聞いていて心地よいと思われる音域に合わせてカラオケでキー変更するのは、よほど慣れていないと難しい。

さらに、歌の練習を重ねることで、よりうまく歌えるようになってくると、最初に設定した最適キーが実は合っていないのでは?と悩むこともある。

キー変更機能自体はボタン一つでできる簡単機能だが、使いこなすのは結構難しいし、面倒なのも事実だ。

カラオケ店は使用時間で料金がかかるし、いちいちキー変更を試すのに時間を割くはもったいない、という気持ちにもなる。曲の途中でキーをコロコロ変えると音程がわからなくなって逆に歌えなくなってしまうこともある。

高くて歌えないからキーを下げる、低いから上げる、というのはわかりやすい使い方ではあるが、いくら下げてもあるいは上げても歌いやすくならない、という場合がある。

機械が苦手で歌がそれほどうまくないな妻向けに書いたキー変更の使い方。パソコン横に吊り下げているホワイトボード、すぐに確認できる親切設計。

この場合、まずは原曲無視で例えば高い曲なら1オクターブ下げで歌い、低すぎるならキーを上げていくことで歌いやすくなることがある。高いから下げればいいと思ったけれど、下げ範囲よりもっと下げる必要があったら、逆に上げるべきだったパターンである。

カラオケのキー変更は±7になっている。ドレミファソラシドは1オクターブが12個の音でできているので、7段階では対応できない。たいていの場合、原曲のキーが真ん中に設定されているか、標準キーが真ん中に設定されているので、機械的に高いから下げるだけでは対応できない。上げ下げに試行錯誤が付きまとう。

まあ、とにかくめんどくさい。

だから、面倒くさいから使わない、も有りだと思う。

私の場合、「ギターのカポタストを利用してキー変更をする」のが手っ取り早かったので、歌本のコードを見ながら弾き語りして歌いにくかったら歌いやすくなるキーになるまで何回も試すということをしたり、最近は「おうちカラオケサービス」を利用しだしたので、家で練習するときにとことんキー変更を試しまくる、ということをしている。ギターはそれほど弾けるわけではないので、カラオケサービスが便利すぎてしょうがなくなってしまっている。ギターよりも簡単な「数本の指で押さえるだけでコード伴奏してくれる自動演奏機能付きキーボード」を使ったり、「パソコンやスマホの作曲アプリ」を使って曲を入力してキーを変更するなんて方法も考えられる。いずれにしても面倒くさいことに変わりはない。

さらに覚えて歌えるようになった歌のキー変更値とその曲で使われている音域をメモしておき、表計算ソフトに入力、データソートでどの音を最低音にすることが多いのか、どの音を最高音にすることが多いのか、またファルセット(裏声)ありの曲ならどの音が最高音のことが多いのかなどの分析をしてみたり、歌うときに出るかどうかは別として出せる最低音、最高音を把握しておいたりして、とりあえず初見の歌の参考にしている。

あと、地道練習による音域拡大は馬鹿にできないし、面倒なキー変更を減らせるかもしれないので、いちおう練習する努力はしている。

自由に使おうキー変更!

賛否両論あるだろうし、いざ使いこなそうとすると面倒くさいキー変更だけど、便利なことにかわりはないし、楽しく歌えるならばいいんじゃないか、というのが私の結論。

プロであっても使う人と使わない人が居そうだし、こだわり加減も人それぞれだと思う。

自由に使えばいいし、使いたくないなら無理に使う必要はないよね。

この記事を読んで、今まで使わなかったけれど使ってみようかな、逆に使いたくなくなったと思ったという影響があると面白いと思う。


ということで、今回の記事はここまでです。最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!

今後も皆さんの役に立つ情報をどんどんお届けしていきますので、次回もお楽しみに。ご質問や感想があれば、コメント欄で気軽に教えてくださいね。真田夕起でした!!

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作成者: 真田夕起

koyukaisa.work」管理者の真田夕起(サナダ ユウキ)です。

北海道札幌市白石区に住む専業主夫として、妻(看護師)と3人の娘(大学2年生、専門学校1年生、小学4年生)と一緒に暮らしています。家事や育児、教育、遊び、創作について、男目線からのユニークな視点で発信しています。

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趣味:
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アレルギー:
ほぼ一年中、花粉や埃、ダニ、猫などに悩まされています。特に春が辛く、果物(特にりんご、桃、さくらんぼ)や豆乳にも反応します。抗ヒスタミン薬と解熱・鎮痛薬が手放せません。新型コロナウイルスによるマスク生活が意外にもアレルギー対策に効果的で、今では外出時にマスクが欠かせません。

その他:
・牛乳が大好きですが、温めないと消化が難しいです。
・幼少期は運動が好きでしたが、最近は運動不足で体を痛めることが増えました。ぎっくり腰をきっかけに、腹筋を意識するようになりましたが、さらに腰痛対策としてEMS、ウォーキング、ストレッチを取り入れています。
・基本的にインドア派ですが、ガーデニングや外でのバーベキューが好きです。折り紙、ブロック、プラモデルも楽しんでいます。

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