カラオケにおいて高い声で歌い続けると喉(のど)がガラガラになったり、歌い終わった後にカッサカサ声しか出なくなったり、痛くなったりしませんか?
こんにちは、koyukaisa.workの真田夕起です!
初めて訪問してくださった方も、いつも読んでくださっている方も、ありがとうございます。本日も楽しんでいただける記事をお届けしますので、どうぞリラックスしてお読みください。
最近カラオケを我が家の中で流行らせているので、私は毎日のように家の中で歌いまくっているのですが、高い声を出す歌でのどが荒れるのが悩みでした。
ところが昨日、ある曲を練習していた時に、急に高音を歌い続けてものどがガラガラにならない歌い方に気づいたかもしれないんです!
実際のところ、私は北海道札幌市に住む46歳の専業主夫でしかなく、歌の専門的な学校に行ったわけでも専門的なトレーニングを受けたわけでもなく、ましてやプロでもないので、本当にこの方法が正しいのかは、全くわからないので、参考にならないかもしれないのですが、気になった方はぜひ試してみてください♪
のどと息がポイント!
要点を先に挙げると、
オモテ声(地声)とウラ声の比率をコントロールすること
息、特に吐き出すとき(呼気)の量をコントロールすること
の2点に注意することによって、高い声を出し続けても、のどがガラガラにならない、なりづらい歌い方ができます。
オモテ声とウラ声を混ぜる
オモテ声(地声)は低い声が出しやすく、高い声は出しにくいですよね。
ウラ声は逆に低い声が出しにくく、高い声のほうが出しやすいです。
つまり、高い声のときにはウラ声にしてしまえばいいのですが、つねにそのような歌い方にしてしまうと、明らかに学校の合唱なのか?!という歌い方しかできず、カラオケで人気のJ-POPのような歌声になりません。
そこで高い声を出すときには、ウラ声にオモテ声を混ぜるようにします。そうすることで、カラオケ向きの声にしつつ、オモテ声だけで高い声を歌ってのどを痛めるような無理をしなくてもよい歌い方ができます。具体的な方法については「弓場徹のボイストレーニングの本」を特に!おすすめしたいので、そちらをご覧ください。
息を吐き出さない
歌おうとすれば、絶対に息を吐き出す必要がありますよね。
当たり前のことではあるのですが、この呼気をあえて制限する、出さないようにというか、高い声を出すときには息を少ししか出さないようにします。
少しの呼気で高い声を出すことは、のどへの負担を減らすことにつながりますので、歌い終わった後でも、のどが限界を迎えてしまうことがありません。
お腹に力を入れる
具体的には、高い音の部分を歌うときに、お腹に力を入れます。
お腹にググッ!と力を入れる、またはそのような意識を働かせると、腹筋が固くなります。姿勢とかスタイルを良く見せようとしてお腹を引っ込ませる感じですね。そのままの状態を維持したままだと、通常よりも息が出しにくくなります。ただ、全然息ができないわけではありませんよね?弱い息なら出せる、というよりも弱い呼気を微妙にコントロールできる感覚がありませんか?
この弱い呼気だけでも、高い声自体は出ます。音の高低コントロールはのどで行います。簡単に言えば、小声で高い音の部分を歌う感覚です。
音程の高低具合で、のどの使い方をコントロールすると同時に、お腹への力の入れ具合も調節し、呼気の量を調節することで、つねにのどへの負担を一定にコントロールするようにします。
お腹に力を入れる、がよくわからない場合は、具体的な方法が、私がぎっくり腰になってしまったときに覚えた方法と同じなので、くわしくは「シックスパックなんていらない!腰痛に悩まされないために必要なたった1つの超簡単エクササイズとは – koyukaisa.work」をごらんください。
高い声は金切り声ではない
自分の声の限界に近い高い音を歌おうとすると、自然と声を張り上げてしまいませんか?
私はより大きい声で歌ったほうが高い声が出るものだ、と思っていたので、高い声で歌う出だし部分でガッ!っと息を吐き出すように声を張り上げて歌っていました。というよりも、自然とそう歌っていたから気づきもしなかった感じです。
今まではこれでとりあえず高い声が出ていたので、なんの疑問も持たずにそのように歌っていたのですが、一時的ではなく高い音が続くような歌になると、必ずといっていいほど歌い終わった後はカッサカサで声が出なくなっていましたね。
しかも、女性が歌う曲を原曲キーのまま歌おうものなら、いつもどんなところでも叫び声の金切り声状態でしか歌えなかったんですよ。曲を聴くと、あきらかに叫び声ではなく優しい歌声の場所でも高い声を出すときには声を張り上げなくてはいけなかったので、金切り声になってしまっていました。男性と女性ではキーが違うから仕方ない、と思っていました。
男性曲で高い声は、私が以前から好んで聴いて歌うロック調な曲に比較的多かったので、そんなもんなのかな、と思っていたんです。
ところがですね、昨日、「クリス・ハートのI LOVE YOU」という曲が気に入ったので持ち歌にしようと練習していたのですが、この歌は男声曲のわりに比較的高い声が多く、さらにサビ部分で出てくる同じフレーズの歌い方が毎回違い、全体的に歌い上げる感じの曲でした。
高い音の部分でオモテ声とウラ声の混ぜ具合を微妙に変えてくるのがひっきりなしだったので、練習中はのどの筋肉の使い方を思いっきり意識していました。オモテ声とウラ声をコロコロ変えるからといって叫んだり叫ばなかったりするわけではありません。さらに我が家は賃貸アパート住まいなので大きい声で歌いまくるわけにもいかず、声を抑え気味にして練習していました(といっても十分うるさいのですが、近隣の方すいません、でもやめません)。抑え気味に歌うと自然とお腹に力を入れていたことに気づきました。
ちょっと話がそれてしまうのですが、歌うときの呼吸法では腹式呼吸を行う、ということを聞いたことがあるかと思います。それも最近は意識していたのでお腹に力を入れるようにしていた、というのもたぶんあったのでしょう。実際にはそもそも腹式呼吸の何たるかがいまだに理解できないので、胸式呼吸とか腹式呼吸とか言われてもわからないし実感もできない、呼吸は肺でしかできんだろとしか思えないし、おそらく一生そう考えるのではないかと思うのですが、とにかく、お腹に力を入れていたわけです。
何回か歌っているうちに、あれ?いつもだったらこれだけ高い声で歌い続けていたらのどがカッサカサになって声が出なくなっているころなのになっていないな、と気づきました。これは最近取り入れるようになったのど飴のおかげか?と一瞬考えたのですが、のど飴をなめてもガラガラになっちゃうときにはなっちゃっていたので、それではないだろう、と思い至り、これはもしや今日の歌い方に関係しているのではないか?と考えました。
防波堤の決壊?
そこで、一度歌うのをやめて、今まで何をやっていたのかを考えてみました。
オモテ声とウラ声のコントロール
声量のコントロール
の2つを特に意識して今日は練習をしていて、声量のコントロールではお腹に力を入れていた。お腹に力を入れていたのは単にぎっくり腰になりたくないから日ごろから行っていた、というだけではなく、それよりも意識して力を込めていた、腹式呼吸になっているのかどうかは全くわからないが、とりあえずお腹に力を入れていたほうが弱い呼気を出しやすいことだけは確かだった。
また話がそれてしまいますが、最近「ボイストレーニンググッズのウタエット」を買ってみたんですよ。買ったはいいけど、いつも通りに歌う感覚とはちょっと違うのであんまり使ってないんですが、そこはどうでもよくて、その説明書に弱い吸気と呼気について解説があったのを思い出しました。読んだときには何のことかよくわからなかったけれど、あれ?もしかして弱い呼気で歌うってこういうことか?と思い至りました。
高い声のときには、自分でも気づかないほどに息をたくさん出していることが多い。というよりもそれが自然。しかし、高い声のときには声帯を狭めているので、そこへたくさんの息を出すと、のどへ強い負担がかかる。
さながらそれは、今まで少ない水量しかなかった川をせき止めるために作られた水門や、低い津波のために作られた防波堤のごときで、そこへ想定以上の水が一気に流れ込めば、決壊するに決まっている。つまりのどを痛めることにつながってしまう、ということではないだろうか??!!!門(声帯)の開け閉めにかかわらず、水量(呼気)を一定あるいは一定以上にならないようにすれば、のどを痛めないのではないだろうかぁっ!!!
と、思ったので、さっそく試しに息を出さないようにして、別の高い音が出まくるような曲を歌ってみました。
おぉぉ~!なんということでしょう。のどがカッサカサになっていませんでした!
女性曲が原曲キーで歌える
高い声のときにはいつもよりも意識して弱い呼気で歌えばいい、と気づいてからは、のどがいつもよりガラガラにならずに歌えるようになりました。
さらに、これは副次的な効果なのですが、今までは金切り声でしか歌えなかったような女性の曲を原曲キーのままでも比較的それっぽい雰囲気で歌えるようになりました。声に力を入れた強めのところはオモテ声比率を高くして、ささやき声や優しく弱めのところはウラ声比率を高めるのは同じ。そこへコントロールした呼気を入れて(出して?)あげる感じです。といっても、そもそも出ないほどの高い声が出せるようになったわけではないし、きついものはきついからカラオケでは無理しないでキーを上げたり下げたりして歌いやすくしますが。
それから長く伸ば~~す場所で、息切れしづらくなりましたね。
さすがに何時間か歌っているうちにのどが疲れてきてしまったのですが、気づく以前のように、はぁ今日ものどがカッサカサになったわぁ、とはなりませんでした。いやっほぉい!
最初に断った通り、本当にこの方法が正しいのかは、全くわからないので、参考にならないかもしれないのですが、高い声で歌うといつものどがガラガラになるのが悩みだったんだよね、と気になった方はぜひ試してみてください♪
ということで、今回の記事はここまでです。最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
今後も皆さんの役に立つ情報をどんどんお届けしていきますので、次回もお楽しみに。ご質問や感想があれば、コメント欄で気軽に教えてくださいね。真田夕起でした!!
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