ギターを簡単に移調できるカポタストがとても便利だったので、積極的に使おうと思いました。ところが、カポタストを付けるとコードの型が変わってしまうので、どのコードを弾くと元のコードと同じコード音が出せるのかわからなくなってしまいました。どうすればよいですか?
カポ↑コード↓
カポタストを付けると、1フレット上がるごとに開放弦の音は半音ずつ上がりますよね。
例えばカポタストを2フレットに付けます。そして基本のCコードを弾くと、Dコードの音になるんです。
キーがCの曲を移調してキーがDの曲にしたいという場合ならば、カポタストを2フレットに付けて、カポタストなしのときと同じように演奏するだけです。
と、ここまでは私でもすぐにわかったんですけど、例えばもともとのキーがDの曲をカポタスト付けてDのキーのまま演奏するなら、何フレットにカポタストを付けると演奏しやすくて、さらにそのときに何のコードを弾くとDが弾けるのか?ということがパッとわからなかったんですよ。「いや、お前バカじゃね?」という意見しか聞こえない気がするんですが、私は滅茶滅茶混乱しました。
で、30分くらい落ち着いて考えてようやく気が付きました。
カポタストで1フレット上げたら半音上がるんだから、同じ音を弾きたいならば半音下げた音のコードを弾かなければいけない、ということに…。
つまり例えばカポタストを1フレットに付けてCコードを弾くなら、Cの半音下のBコードを弾く、ということですね。確かに、カポタストなしのときでも3フレットセーハでAコードの型を弾くとCコードを演奏できるので合っています。気持ちではBを弾いているつもりでも、実際にはカポタストなしのときに3フレット位置でAを弾いてる気分のCと同じですね。気分が違うので、やはり私は混乱しまくりです。
しかし、機械的に数えればよいことだけはわかりました。
「カポタストを付けて元のコードと同じコードを演奏したい場合は、カポタストを1フレット上げるごとに、弾きたいコードも半音下げたコードに変える。」
いくら機械的にわかるとはいっても、演奏中にすぐ変換することは私には無理なので、変換したコードのメモは必要そうです;。