椅子の足部分に貼ってあることが多いキズや引きずり音防止の緩衝材クッションは、とてもはがれやすいものですよね。クッションがはがれてしまったら、どうしてますか?
足に悩みあり
ダイニングテーブルとチェアを使っています。
購入したときにイスの足に付いていた緩衝材のクッションパーツがはがれて取れてしまいました。
結構すぐに取れてしまったので、お店で見かけた「イスの靴下」をはかせてみたのですが、クッションと同じように綿埃や髪の毛などが付きやすいし、使っているうちに靴下まわりのゴムが伸びてきたのか緩んでしまい、だらーんと下がって使えなくなったので、思い切って何も付けないことにしてみたんです。
何も付けなければゴミも付きにくいし、もし付いたとしても取りやすいと思ったんですね。でも、クッションがないと引きずったときにギギギギ~っと嫌な音が響いてしまいます。フローリングがクッションフロアなのでイスとの摩擦がひどくて余計に音が大きいです。音を極力鳴らさないようにするには、移動の際にイスを持ち上げて運ぶしかありません。本来イスの持ち運びは引きずらないで持ち上げるものなので、家族全員に、イスを動かすときには必ず持ち上げるように、と通達しました。ところが、ほとんど実行されなかったです。
自分も含めてなんですが、どうしても引きずってしまうんですよね。イスもそれなりに重たいし、座ってテーブルに寄せようとすると持ち上げながら移動は無理です。テーブルの下を掃除するときも、イスを一つ一つ持ち上げながらはできませんでした。この時、痛感しました。
「やっぱり人に努力を求めるのは無理だなぁ…。」
気を付けるようにとか、努力してそうしなさいとか言うのは簡単なんですけど、どうしてもそうはできないときっていうのがあるんですよね。人は必ず失敗するものだし、面倒くさいって思ってやらないことだってあります。必ず悪いことをしてやろうなんて思っていなくても、結果的に悪くなってしまうことがあるんですよね。だから、人に求めるのは無駄だし、間違った方法です。
失敗が起こらないように環境を整えていくべきだな、と改めて気づきました。
そこで、現在はダイニングチェアの足には引きずり音を防止するために「キズ防止フェルト」を貼っています。
イスの足に付いたゴミは取る、フェルトがはがれたら付け替える、という愚直な策が、実は一番まともな対策だったようです。
キズ防止フェルトの使い方
用意するもの
・キズ防止フェルト
・はさみ
・雑巾
・紙やすり
手順
1、まずはイスの足に付いた汚れを雑巾で取ります。古いクッションやフェルトをはがして取ります。残ったノリ部分は紙やすりで削り落とします。削りカスは雑巾で拭き取ります。
2、キズ防止フェルトをイスの足の大きさに合わせて、はさみで切ります。
3、フェルトの剥離紙をはがして、イスの足に貼り付けます。そのままでははがれやすいので、フェルトを全体的にこすって押さえるとよいです。さらにイスを移動させる前に一度座って上から体重をかけて押さえつけると効果的です。
4、しっかりと貼り付けられたことを確認して完成です。はがれてきたら、その都度新たに交換しましょう。