これをやらないうちはまだまだガキんちょ!もしかして虫歯?親知らずが動き出す二十代後半のあなたへ。今まで一生懸命みがいてきたつもりなのに虫歯が出てきたあなたへ。真の自立した大人となるためにこれからの歯磨き、虫歯予防の方法を紹介します。
歯磨きには自信があったのに
あれ、虫歯じゃない?
ここにきて虫歯になるとは!
私が二十代後半の頃のことです。歯磨きも一所懸命にやっていたおかげで、中学生ごろからは歯医者さん知らずでやってきたのに、気づくと虫歯になっているじゃあありませんか!二十代後半、まだ先は長いというのになんということだと焦りました。
実を言うと、二十代後半は虫歯ができやすいんです。あなたも今までの歯磨きだけでは歯を守れない時期に来ています。あなたの歯を守るために必要なこと、やはり虫歯で悲しい経験をした私と見ていきませんか。
歯と歯の間があぶない
20代後半から危険になってくる、それは歯と歯の間です。
親知らずの影響なのか歯と歯の間は不安定になっています。ここに歯垢が常にたまりやすくなっているんですねぇ。それを虫歯菌が見逃すはずがありません!だから歯と歯の間まで清潔に保っておくことが重要です。
そのためには歯磨き後は糸状歯ブラシのフロスで仕上げをプラス。でも歯ブラシによる歯磨きは習慣化していても、その後にフロスで仕上げることを習慣化している人は案外少ないんですよ。歯ブラシによる歯磨きは学校でもやるんですが、フロスまでは指導しませんからね。我らが親世代なんてフロス自体知らないことも多いのでもちろん子どもだった我々もフロス使用が習慣化していません。大人になってから習慣になっていないことを習慣にするのはなかなか難しいです。
が!歯磨き後に「フロスで仕上げ」を、今からぜひ習慣化してください。
特に寝る前が重要です。毎回が難しいなら、せめて寝る前の歯磨き後だけでもお願いします。楊枝タイプになっているものは臼歯がやりにくいです。糸だけのタイプがおすすめです。使い慣れないと上手くできません。できないと、めんどくさいな~と適当になってしまいがちですが、なんとか慣れて習慣化するまで頑張ってください。
私は歯医者で言われたにも関わらず、なかなか習慣化せず、ときどき思い出したらフロスを使う、などととやっていて臼歯を縦3本つながりでやっちゃいました。
歯ぐきまで糸を入れると、傷がついてしまうので、歯と歯の間のみにすることが大事です。メーカーや商品によって微妙に糸の太さが違います。太すぎて毎回糸が切れてしまうなど使いにくいときは、別の商品に即変えたほうが良いです。最初にいくつか試して気に入った物を使うようにしてください。
歯ブラシを替える
今まで自分の磨き方に自信を持っていた人ほど、虫歯のショックが大きいです。そのため、
今まで以上に
丁寧に
時間をかけて
一生懸命
力を込めて
歯を磨くように知らず知らずなってしまうでしょう。これがまた危険です。今までよりも時間をかける、一生懸命力を込めることは歯にそれだけ負担がかかるということです。歯は傷つき、あなたは知覚過敏になることでしょう。私は知覚過敏になってしまいました。これだけが原因ではないですが。
歯磨きの方法を変えなければいけない。そのためには歯ブラシを替える必要があります。
毛をやわらかいものに替えてください。
歯垢、プラークはやわらかいので、かたい毛でごしごししなくても取れるのだそうです。歯ブラシはやわらかめを選ぶのが正解です。
電動あるいは超音波歯ブラシを使う
手磨きによる歯磨きはかなりの技術を要する、ということをあなたは感覚的に理解しているかと思います。難しい手磨きで虫歯ができなかったという変な自信が私の人生を狂わせたとも言えます。
つい力を入れすぎることで自分をごまかして磨いたふりをしていても、なんら解決にはなりませんでした。一所懸命磨いても虫歯にはなるし、歯と歯の間はやっぱり磨けなかったしで私はもう自分の手磨きを信用するのをやめました。
そこで、使い始めたのが電動歯ブラシです。
電動歯ブラシは、一本一本の歯を特に技術を要さずとも、短時間で確実に磨けます。超音波歯ブラシでもオーケー。注意したいのは、磨き方と使う歯磨き粉。手を動かすのは歯ブラシを歯に当てる動作時のみで、歯を磨く動作は歯ブラシに任せるという感じです。さらに、タバコを吸う方など用の「特に強めの研磨剤、清掃剤が入った歯磨き」を使わないこと。これらで磨くと歯を確実に傷つけることができます。私はタバコを吸いませんが、タバコを吸って歯が黄ばんでいる人や、あとはホワイトニングに熱心で、歯を研磨することでホワイトニング効果を出すようなタイプの歯磨き粉を使っている場合は気をつけてください。不安な場合は歯医者で歯磨き指導を受けると安心です。
電動対応などの歯磨き粉を使う
電動対応の歯磨き粉や研磨剤が弱めのもの、あるいは知覚過敏用の歯磨き粉などがおすすめです。私は知覚過敏にもなってしまっているので、知覚過敏用歯磨き粉を使っています。正しい磨き方をする限りにおいては、研磨剤入りでも、エナメル質まで傷つけるようなことはないというのが現在の意見のようですが、電動タイプはパワーが強いですし、できるだけ優しく磨けるに越したことはないです。ただ研磨剤全く無しなど過剰な反応は必要ないとは思います。
次は5,60代
次に来るのが、歯茎に衰えを感じてくる5,60代のころ。歯茎が痩せてくるので、今度は歯間ブラシも登場することになります。
考えると面倒くさいですが、それまで健康な歯を維持していきましょう。