震度2くらいの地震ならむしろ重宝されるくらいの電球のヒモとかペンダントライト。…なんですけど、規模が大きくなるとそれどころじゃないです!ぶらんぶらん揺れてるし、こんなもん落ちてきたらケガじゃ済まないだろって思いました。いや実際は落ちてきませんでしたけど、ほんと怖いです。
もうこんなものなくていいわ!
胆振東部地震で今まで経験したことのない大きな揺れを感じた時にはほんと怖かったです。
だから、もうランプシェードなんていらない!怖いって思ったので、思い切ってやめることにしました。
防災センターとかで地震体験をした気がするんですけど、そのときはなんとなくどこか「でも、こんな地震実際にはないだろうし」的な他人事っていうかアトラクションを楽しむみたいな感じで、本当の地震で感じたのとはまったく違いました。
とにかく怖い。
地震がおさまった後も残る恐怖。家の中も安心できない、実際はいつもと同じなのに外の景色も違って見える…、大丈夫なんだろうかと不安でしょうがないです。
地震のときには、電気のヒモが揺れているかどうかと重宝するものですけど、それは大したことない地震のときだけ。単に平和であることを確認するためのものでしかない、と気づきました。それ以上の揺れのときにはあきらかに揺れているのがわかるし、それよりもぶら下がっているライトがこっちに向かって飛んで落ちてくるんじゃないだろうかと、そのほうが心配です。なんでこんな危険なものを平気で今まで天井にぶらさげていたんだろうかと、自分の平和ボケしたアホさ加減にうんざりしました。
見た目より安全重視の電球に替えた
すべての部屋の照明器具を交換することにしました。
もしもまた地震がきたときに同じ恐怖を味わうことのないように、できるだけ安全性の高いライトが必要です。ブラックアウトで数日間の停電があり、節電要請があったり電源が不安定だったりしたので、今後の可能性にも備えるため、この際ということで全照明のLED化も同時に進めることにしました。
賃貸マンションに最初からついていたシーリングライトは交換しようがないので、蛍光灯から「丸形LEDや直管LED」に交換。単価は蛍光灯より高いですが、消費ワット数が2分の1程度と低いので、節電節約効果が高いです。さらに、もともと明るすぎる照明の部屋が好きではなかったので、2本取り付けるところを1本しか取り付けませんでした。でもそれほど暗いとは感じないですよ、むしろ今までが明るくしすぎだったのではないだろうか?と思うくらいです。
ペンダントライトは取り外し、「天井に付いている照明用コンセントに電球を直接取り付けられるソケット」に交換しました。2灯取り付けタイプではなく1灯タイプを選択、ヒモを引っ張ってオンオフせずに壁のスイッチでオンオフすることにしました。どういう状態かと簡単に言うと、要するに1部屋に1つ裸電球がボッチで付いている状態です。これなら照明が天井で揺れることがないので、より落ちてくる可能性を低くできます。
ただ、安全性は高められた気はするんですけど、見た目がさみしいですね。シンプルでいいとも言えますが、ゴージャス感とかオシャレ感が大事!という人にはまったく向いていないです。
ということで、現在の我が家は全LED照明化が完了し、天井にほぼ直付け状態です。より災害に強く、節約効果も期待できる生活環境に近づけました。見た目を気にしない方、安全性や節約重視の方にお勧めしたいです。