ハードディスクやSDカードは消耗品なので、入れ替えが必要ですよね。使用頻度に合わせて定期的に買い換えたいところですが、「そもそもこのHDっていつ買ったっけ?」と購入日を忘れていることがあって困った経験はありませんか?私はちょっとした工夫で購入日を思い出せるようにしています。
日付をプラス+
私の場合、外付けHDの交換が毎年ではなく2、3年に一度くらいなので、購入日を完全に忘れていることがほとんどです。
「あれ、そういえばもうそろそろ交換か?」と思ったら、いちいちスキャンしておいたハードディスクの商品説明書や保証書のデータを漁ったり、それでもわからないときにはメーカーサイトで型番を調べていつ頃の製品なのか探したりしなくてはいけなくて面倒でしょうがなかったです。何とかならないかと考えて思いついたのがハードディスクの名前に購入日を付け足すことです。
たとえば、2020年に購入したハードディスクなら、「2020HD」などの名前にします。同じ年にハードディスクを何台か購入する可能性があるなら年月日にすると名前がかぶらずに済むと思います。
写真やビデオ、プリント類など日々積み重なっていくようなデータは、ファイル名に年月日を入れたほうがわかりやすいですよね。年月日をファイル名に含めなくても、データ内部の情報によって日付で並び替えを行ったり検索することはできるので、年月日情報を名前に含めるのは絶対にしなければいけないことではありません。ではなぜか?というと、年月日を入れたほうがパッと見て判断するのに便利だからです。
フォルダー名も同じように、日付を含めるとわかりやすいことがありますよね。それならハードディスクそのものにも日付を含めればわかりやすいのでは?と私は考えました。
ハードディスクをパソコンに何台もつなげている場合にはそれぞれのハードディスクのわかりやすい名前付けに苦労することがありませんか?日付をプラスする方法はそんな問題解決にも役立つと思いますよ。
名前を変更できない場合
ハードディスクもファイルやフォルダーと同じように名前を変えることが簡単にできます。
ハードディスクを選択して名前を変更する
ハードディスクのプロパティを開き、ハードディスク名のボックスから変更する
ハードディスクのフォーマット時に名前を変更する
などいくつもの変更方法があるので、状況や好みによって使い分けるとよいと思います。
しかし、場合によってはハードディスクの名前を変更できないことがあるかもしれませんね。この場合はどうしたらよいでしょうか。そんなとき私はディスク上に空のテキストファイルやフォルダを作成し、日付を含めた名前を付けておきます。このファイルやフォルダーは実際に使うために作成するのではなく、ただ単に「いつ購入して使い始めたハードディスクなのか」を示すためだけに作成します。「2020年2月27日購入のバックアップ用ハードディスク」などの名前を付けた空ファイルを置くだけで、交換時期が把握しやすくなって便利ですよ。
交換時期を考えるためだけに空のフォルダやファイルを作成してディスクに置くと、見た目にはあまり美しくないのが欠点といえば欠点ですが、かと言って例えば表計算ソフトなどを使って一括でディスク管理のためのデータを作成して保存する…というような方法を取ると、やはり視認性はガクッと落ちますし、管理用データを探して開くという余計なステップを踏まなくてはいけなくなって面倒です。
ハードディスク本体にマジックなどで購入した日を書いておくというのも簡単な方法の一つですが、黒いハードディスクの場合はシールを貼るなどの工夫が必要になるのでちょっと面倒ですし、内臓ハードディスクの場合はパソコンを開けてみないと購入日がわからないです。シールを貼ると冷却性能に問題がないかとか、意図しない共振が起こらないかと心配になるかもしれません。それほど気にならないのなら、本体に購入日をガッツリ書くのもおすすめです。
ということで、ハードディスクの交換時期を把握するために使い始めたのがいつなのか迷わずすぐに知りたい!という場合は、「ハードディスク名に購入年月日を含める」を試してみてはいかがでしょうか。