2018年9月6日、胆振東部地震で札幌は数日間停電に見舞われました。電気は一番早く復旧するからと楽観していたので長時間電気が使えないという状況に対して全く備えをしていませんでした。様々な家電が使えなくなって超困ったのですが、掃除には困りませんでした。なぜ?
掃き掃除と拭き掃除
私は掃除機を使うのが面倒くさいので、ほうきと雑巾を使って掃除しています。
ロボットが自動で掃除してくれるこの便利な時代に、なんでまたわざわざ古臭いやり方をしているんだろう?と実は最近自分でも疑問に思いつつ掃除していたんです。どう考えても掃除機の方が人気に決まっています。
ところがですね、大地震ですね、ブラックアウトとか言ってよくわかんないですけど停電ですよ北海道中で大停電です。ほんとびっくりしました。私が住んでいる札幌市白石区はそれほど被害が大きくはなく、電柱が倒れたというわけでもないのに長時間にわたる停電、冷凍庫のものは解けちゃうとか、外に出れば信号機は真っ暗だとか、状況がわからないと本当になぜこれほどに停電が続くんだか全くわけがわからない!という感じでした。なんせ電気が使えないんでテレビは映らないしネットはつながらないしラジオは停電直前までテレビで言っていたような内容を繰り返しお伝えしている感じだし、なんじゃ?この停電はという感じで、結局翌日の朝刊で(新聞来たことにはかなり驚きましたけど!)状況を知った気がします。ここら辺すでに記憶があいまいで申し訳ないです。
いろんな家電が使えなくなっちゃってすごく困ったんですけど、掃除は困りませんでした、というか掃除している最中に「あ、これ掃除機だったら困ってたな」と気づきました。ほうきと雑巾は電気を使わなくても掃除できるので、停電でも使えたんです。ついでに羽ばたきも使っているんですが、これも電気を使わないで掃除ができます。
ローテクも必要なのかも
たまたま電気を使わない掃除方法を実践していたおかげで、停電時でも困らずに掃除ができたというだけの話なんですが、かなりの大地震に見舞われるという経験をしたせいで何というかちょっとローテクを見直したっていうか、「ローテク、古いやり方も大事で必要なのかもしれない」って思いました。
だからといって今すぐ家電全否定しろとかそういうことではなくて、便利で自分にあったやり方なら家電だろうが家電じゃなかろうがどんどん取り入れればいいと思います。ただし、便利家電を使うのなら「もしも電気が使えない状況に陥ったとき」に対処できるようにも準備をしておく、不便で面倒くさいかもしれないけれどローテクでアナログ的な古臭い昔からのやり方のものもバックアップとして備える必要があるのかなという感じです。発電機用意するっていうのも手ですけどね。じゃあ発電機用の燃料がなくなったら?やっぱり困りますよね。
今回の地震による停電では、あまりにも家電に依存しきっている生活だったことがわかって、それはちょっとまずいぞと気がつきました。さまざまなところで家電を使いまくっているので、これからは電気を使わなくても生活に支障がでないような方法についても考えたり調べたり導入したり実践していこうと思います。