庭や畑の雑草取りは大変です。長時間かがんでいると腰が痛くてたまりません。雑草の処理は必要なので仕方ないとしても、つらい姿勢だけでもなんとかなりませんか?
立ったまま雑草処理!
私は、家庭菜園の雑草取りに「ホー」と呼ばれる農具を愛用しています。
クワやレーキなどに似た形をしていて、立ったまま雑草取りができて便利です。
雑草の根本に刃を当ててかき取るように使います。刃の形状から多少の石ころがあっても雑草を取ることができます。掘り返す感覚に近い使い心地で、苗の周囲の雑草を取りつつ、土を寄せるような使い方ができます。
取った雑草をそのままにしておいても、天気の良い日なら枯れさせることも可能です。根元から取っているのでむしり取るよりも再び生えてくるまでに時間がかかるため、雑草取りにかける手間が減ります。
ただ、石畳の隙間やコンクリート、アスファルトなどから生えてくるような雑草取りをするのは苦手です。一面に張られた芝生も穴だらけになってしまい見た目が悪くなってしまうので避けたほうがいいでしょう。かなり細かい作業もできますが、動作の関係上、仕上げはかがんで手作業しなければいけない部分も出てきてしまいます。それでもすべての場所の雑草をかがんで抜き取っていくよりは圧倒的に短時間で処理できます。
私は、あくまでも土主体の庭や畑の雑草を若干掘り返しながら手早くかき取っていく感覚で使っています。雑草の生えていない畑を簡単に実現できるし、腰への負担も軽くて済むので今では手放せない道具のひとつです。ホーの中でも特に、窓ホーと呼ばれる種類の柄の長い物が使いやすいと思います。
庭や畑の雑草取りで腰が痛い、雑草のない畑を簡単に維持したいというかたにおすすめです。