子どもが成長するにしたがって、彼らの作品や、幼稚園や学校で使ったものなど、いわゆる「思い出の品」が増えていきますよね。残念なことに我が家はそれら全てを取っておくスペースがないので、スキャンや写真などで保存しています。
絵や造形物の作品もスキャンか写真で残しています。卒園アルバムや証書は残していますが、あとはデータでしか残していません。
ところで、学校の授業で使ったプリントなどの保管はどうしていますか?捨てていますか?
我が家ではこれらもただ捨てないでスキャンして保存しています。当然、子どもはスキャン作業ができないので私がやっているんですが、ほぼ毎日のようにプリントを持ってくるし、学期末や年度末になるとまとめてドッサリ出るので、スキャンが面倒で面倒でしょうがないんです。
妻には「どうせ使わないんだから捨てれば?」と言われるんですが、続けています。
理由はあるんですよ。
思い出、っていう側面が強いのは確かなんですけど、それだけならプリントなんていらないです。それよりも私が過去に困ったり捨てて後悔した経験があるからです。
あなたも経験がありませんか?授業でやってたときはぜんぜん興味がわかなくて、「なんでこんな勉強やってるんだろう、いったい将来この勉強がなんの役に立つっていうんだろう」って思ったこと。けれど大きくなったときや大人になってから急に興味を持って「なんか学校で習った気がする!確かめたい」となったことが。私はあります。
別に教科書やプリントじゃなくても確かめられるんですけど、当時は捨てたことをとても後悔しましたね。で、そういう後悔はだいぶ経ってから来るものだし、保管スペースがないから捨てさせているのは親である私なので、せめてデータだけでも残しておく責任はあるだろうと思っているわけです。
あと、自分の役にも立つんですよ。
例えば、もう少し字をきれいに書くべきだよなぁって、子どもの成長を見ているうちに思ったんです。その時に小学校一年生の書写の教科書がものすごい役立ちましたね。教科書の字ってきれいだなぁって思いませんか?こんな字書けねーよと子どものころは思っていたんですが、大人になってから練習したら、結構できるようになりましたよ。もちろんそっくりにはなりませんけど。
そんなこともあるので、まだしばらくはスキャン地獄から抜けられそうもありません♪