以前我が家では、雨や雪の時期の部屋干し洗濯物が乾かないので乾燥機を使っていましたが、最近はあまりというかほとんど使っていません。なぜ使う回数が減ったのか?理由を探ってみました。
乾きやすい化繊を選ぶようになった
3日経っても乾いていないものってありませんか?
我が家では、雪が降る冬の季節になると特にそういったなかなか乾かない洗濯物が出てきて困っていました。
例えばパーカーのトレーナーとかジーンズ、バスタオルなどがそうです。本当にいくら経っても乾いてくれないし、何日経っても乾かないとそのうち湿気てカビくさい感じになることもあるんです。そこで乾きやすいものだけでも乾燥機でさっさと乾かして、乾きにくいものだけ物干しにかけておくなどとやっていました。
で、私は偶然発見したのですが、同じパーカーでも使っている素材が違うと乾きやすさが違うんですよね。綿100%のものよりもポリエステルが60%くらい入っているものの方が早いんです。実は最近の中学家庭科ではそういったことも習うと長女、次女に教えてもらったのですが、私の時代は習わなかったし、興味もなかったので知りませんでした!
北海道胆振東部地震以降、注目するようになった災害対策本などでも綿素材を避けることが書いてあったことも影響して、綿素材じゃなくてもいいような布製品には化繊素材を選ぶようになりました。乾きやすさが全然違うので、乾燥機の使用率を下げることに大きく貢献しています。
乾きやすい形を選ぶようになった
バスタオルとかフェイスタオルっていろんな種類が売ってますよね。
選ぶ基準って何ですか?結構悩む問題だと思うのですがどうでしょうか。
よさそうかな?と思っていろいろ試してきましたが、現在は「乾きやすさ重視」です。でも、化繊を使ったフワフワ系タオルだと何となく吸水性に不満があるので、綿100%を選んでいます。
綿を使っていると化繊よりも乾きにくいんですよね。でもタオルは化繊じゃ嫌…。そこでどうしているのかというと「できるだけ薄っぺらいタオル」を選んでいるんです。3枚~8枚くらいのまとめ売りでしかも安いタオルありますよね。あれです。どうせ手を洗って拭いたら濡れるものだし、濡れたままのをずっとかけておけば不潔だし、薄いとべちゃべちゃになりやすいけど、どうせこまめに換えなければいけないんだからいいか的な発想です。厚手のタオルだと乾きにくいけど、薄手だと乾きやすいです。
バスマットもホテルで見かけるような薄いのを使っています。バスタオルもフェイスタオル並みに薄っぺらいもの、と言いたいところなんですがおそらく世間の需要とは離れているせいかなかなか見つからず、仕方ないのでちょい厚手なバスタオルを使っています。まだまだ探し足りてないようです。
物干し場所を増やした
中学生になった長女と次女には教育目的も含めて自分のものは自分自身で洗濯をさせるため、物干し場所を何とか広げて増やしました。
物干しハンガーも増やしましたし、物干しざおも増やしました。午前中に洗濯を終わらせる私と、学校から帰って洗濯をする長女と次女の洗濯物が混ざると、どうしても乾き終わる時間が違ってしまうので仕方のない対処でした。
ところが、洗濯時間が違うことと、物干し場所を増やしたことが、なんと偶然にも洗濯乾燥機の使用率を下げる効果につながりました!
今までなら一度に洗濯が終わって一気に湿度が上がり、さらに洗濯物干し場所も少ないので洗濯物の密度が高くて乾きにくい状況だったのが改善された、という理由のようですが、まさか乾燥機を使わなくても乾くようになるなどとは全く予想していませんでした。
まとめ
こんな工夫で洗濯乾燥機の使用率を下げられます。
化繊を増やす
綿素材は薄い生地を選ぶ
洗濯時間をずらす
物干し場所を増やす
どちらかというと「洗濯乾燥機を使わない方法はないか?!」と探したり試したりしていたわけではないのですが、いろいろと仕方なしにしていた工夫が結果的には乾燥機を使う回数を減らすことへつながっていました。
部屋干しの洗濯物がなかなか乾かないと悩んでいる方は多いと思います。
洗濯乾燥機を使えば乾燥時間を短くすることはできますが、乾燥機を使うのは時間もお金もかかるし、電気だって大量消費するのでもったいない、災害時のことや環境問題などを考えるとできれば使わなくてもいいようにしたいと考えてしまうのではないでしょうか。
洗濯乾燥機を使う回数を減らしたいとお考えの方は、ぜひ試してみて下さい。