歯磨きを私はていねいに時間をかけてしている方だと思っています。でも、虫歯になりました。油断していたからだと反省して、今ではフロスも忘れずにしているんですが、それでも「私ってこれだけ歯を磨いているから大丈夫、と思いたいけれど本当の本当にちゃんと歯を磨けているんだろうか?磨けているんだろうかっ?!」と心配でたまりません。どうしたらいいでしょうか?
歯科で定期健診を
歯医者さんは虫歯になったら行くもの、と思いがちですよね。
でも、今はどちらかというと「虫歯にならないために行くもの」へと変わってきています。
…と、私は20代の頃に歯医者さんで言われてから以降、虫歯ではなくても「歯の定期健診お願いしまーす」と歯科受診しています。よくよく考えてみると私はすでに40代になっているので20年近く前の話で、虫歯にならないように歯科検診はすでに常識となっているとは思うのですが、それでもやっぱり「虫歯でもないのにわざわざ歯医者に行くなんて」とかって敬遠しがちではないでしょうか。私は病院嫌いなので定期的に歯医者に行くのは今でも面倒くさいです。
それでも歯医者に行ってるのには理由があって、「虫歯もないですし、歯も上手に磨けてますね。歯茎も健康です。このまま歯磨きを続けてください!」と言われると単純に嬉しいし、「大丈夫、自分は油断なく歯を磨けているようだ」とお墨付きを貰えると決意を新たにしてこれからも頑張ろうと思えるからです。あと、歯磨きって毎日のことだから、なんとなく「これって大丈夫なのかな?こういうときにはどうしたらいいのかな?」などのちょっとした不安や疑問が出てきやすくありませんか?そんなときも歯の定期検診を受けると気軽に答えてもらえるし、知識が刷新されて安心できます。
ということで、口の中や歯のことで心配があるならまずは歯科受診がおすすめです。
自分でも検診
私はある時期に「自分がちゃんと磨けているのかとても不安」でした。
で、歯医者さんに言ったら、「じゃあ確かめてみましょう」ということで、歯を赤く染めてもらい歯垢チェックしました。赤く染まっているところが歯垢の付いているところで磨き残しがあるところです。奥歯とか臼歯の深くなっている部分、歯と歯の間や犬歯全体、さらに歯茎に近い部分などが赤く染まっていて、「ああ、私はこんなところで油断していたり、磨き方が下手なんだな」と一目瞭然でとてもわかりやすかったです。意外だったのが二番目の奥歯で、一番奥の歯とか親知らず付近に集中しすぎるあまりに、実は二番目で油断していたということが分かったことです。まんべんなくって結構難しいな!と思いました。
つまり、磨き残しやすい部分については今までよりも一本一本その場所に集中してていねいに磨けば、虫歯になってしまう確率を減らす歯磨きというものがより一層上手にできるようになる、ということですよね。
さて、この「歯を赤く染めて、磨き残しをチェックするもの」なんですが、実は歯医者さんに行かなくても自宅で簡単にできるんですよね。スーパーの歯磨きコーナーだと見つからないかもしれないんですけど、薬局やドラッグストア、あるいは歯科の受付あたりなら手に入ると思います。
我が家では、不安解消や油断防止の意味を込めて、自宅でも定期的に歯を赤く染めてセルフチェックをすることにしました。
もっと頻繁に歯科受診すれば?と言いたいところなんですが、なかなか時間を取ることができないので、それならばせめて家でもチェックしようという作戦です。
セルフチェックの一般的なおすすめは、夜寝る前です。歯が赤く染まるし唇などにも赤く付着しやすいので、人と出会う確率が高い時間に行うと恥ずかしい思いをするかもしれません。さらに、赤く染まった部分を磨くと、歯ブラシも若干赤く染まってしまうので、歯ブラシの交換時期がおすすめです。総合すると「交換する直前の歯ブラシで夜寝る前に歯を赤く染めてチェックする」のがおすすめです。
通常の歯ブラシであれば一か月ごとに交換するはずなので、毎月のようにチェックができます。私が使っている電動歯ブラシはブラシの交換目安が三か月ごとなので毎月まではしていませんが、チェックしないよりはましだろうという感じで三か月ごとに赤く染めて歯垢チェックを行っています。
ということで、「ちゃんと磨けているか心配だなー」と思ったら、まずは歯科受診を、それに加えて自分でも歯を赤く染めて確認、と二段構えチェックを定期的に行うと、今よりも自信を持って歯磨き生活を送れると思うので、試してみてください♪