最近、私は救急車で運ばれた挙句に入院するという失態を演じてしまいました。ぎっくり腰で、です。腰痛がくせになっていたのは事実ですがここまでくると一体なぜ?という思いばかりです。退院近くになったときに理学療法士さんに話を聞く機会に恵まれたので、今まで疑問に思っていた「そもそもなんであの時腰痛になったんだろう?」と聞いてみました。
いろいろな原因
腰痛といっても、原因はいろいろとあるそうです。
運動不足から来るもののほかにもタバコ、うつ病などが原因になることもあるそうなので、単なる運動不足と決めつけられるようなものでもないとのこと。
腰痛、その原因が何だったのか?は病院で精密検査を受けてみないとはっきりしないこともあるので、まずは診断を受けることが大事ですね。
痛いときはどうすべき?
腰痛にならないように中腰を避ける、と聞きますよね。
私も日常から中腰を避ける、背中を曲げて生活しないなどを心がけています。
でも、実際に痛くなってしまったとき、どうしても背中を曲げていないと痛い、ということがありますよね。こんなときでも背中を曲げてはいけないのか?というとそうではないとのことです。
痛いときには背中を曲げてでも楽な姿勢で安静に、つまり寝ている。無理にストレッチなどはしない!ことが重要です。
ちょっと曲げたかもしれないだけなのに
私が最近腰や背中を数日痛めたきっかけとなった出来事の中に、中腰をしたわけでも背中を曲げていたってほど曲げていたわけでもないのにということがありました。
全体的な原因としては運動不足からくる体の衰えだろうと考えられるらしいのですが、もしかするとちょっとしたことで防げたかもしれないね、という事案も見受けられました。
例えば、朝、ゴミ出しをした後に駐車場の雪かきをしようとスコップを持ち、ただの一歩踏み出した途端の背痛と腰痛。書いてみるとものすごい恥ずかしい話ですが、これは準備運動をしてから外に出ていれば痛みは出なかったかもしれない、とのことです。朝の体がまだ温まっていない固いときに、いきなり動き始めたために負担がかかりすぎた可能性が高いらしいので、まずはストレッチなどをしてから活動するとよいそうです。
歯磨きしているときに痛くなったとか、朝ごはんを食べているときに痛くなったなども同じように体がまだ動き出す準備ができていないときに起こっているので、特に朝は気を付けたほうがよいなと感じました。
hot or cold?
今回、私が入院した前日の夜、本格的に痛み出す直前にお風呂に入っていたんです。
もしかして体を温めたのがだめだったのか?と疑問に思っていたので聞いてみました。
結論から言えば、温めるのでOKだそうです。
痛いときに血行をよくしたから余計に痛めたのかな?と思ったのですが、そういうわけではないだろうとのこと。ただし、現場に直接いたわけではないので断定はできないけれどとの前置きはあったものの、お風呂の中で湯船につかる際、つかっているとき、体を洗っている最中などに背中を無理に曲げたのかもしれないし、お風呂から上がるときが原因かもしれないし、服を着ようとしたときかもしれないが、温めたことが直接の原因ではないらしいです。
ぎっくり腰の場合、筋肉の断裂などの損傷があるわけではないし、スポーツでありがちな打撲やねんざでもないので、冷やす必要はないそうですよ。
!追記:立てないほどの激痛を伴うぎっくり腰になった直後の患部が熱を持った状態の場合は、冷湿布などを使って48時間程度冷やすべきとの意見も見られますので、自身の状態を見て判断し、不明な場合は専門医の診断を必ず受けてください。
これ以外にも腰痛の原因ときっかけは様々だと思います。私の場合は単なるぎっくり腰でしたが、手術が必要な病気である可能性もあり、対処方法も違うので、腰痛になってしまったときは、まず病院で診察することをおすすめします。