しばらく虫歯がなかった20代のあなたへ。キャラメルや飴を食べたときに歯や歯茎に痛み。虫歯?いえ、虫歯ではないかもしれません。いったいどういうこと?
なんとなく歯が痛い気がする
甘いものを食べたときに、歯にしみるような痛みを感じたんです。鏡で口の中をのぞいてみたけれど、虫歯っぽい黒い部分も見つからない…。歯を磨いて、うがいをして、数分したら収まった。虫歯なの?違うの?
私、とっても気になりました。
とりあえず歯医者さんへ
ちょっと我慢していたら何ともないし、我慢できるくらいだし、常にしみるわけじゃないし、でも歯医者さんへ行きました。歯医者さんは虫歯の治療だけではなく、歯の相談にものってくれますから。
で、ここで虫歯だと診断されたら治療でしたが、虫歯ではなく、実は「知覚過敏」と言われました。
知覚過敏?
虫歯でもないのに、冷たい水を飲んだ時に歯がしみるような症状が知覚過敏です。テレビのコマーシャルで知っている方も多いでしょう。私は「知覚過敏は冷たいものを食べたり飲んだりした時に起こるもので、いつも常に起こる激痛だ」と考えていたのでちょっとこの答えは意外でした。
知覚過敏の症状は冷たいものがしみるというだけではありません。熱いものや甘いもの、酸っぱいものを食べたり飲んだりした時にも起こりますし、いつも必ず起こるものでもなく、ずーっと痛みが続くわけでもありません。強い痛みの時もあれば、なんだかちょっとしみたかも?くらいの時もあるんです。
私は甘いものが大好きで、しみたときはキャラメルを食べていたんです。キャラメルと言えば虫歯の代表みたいなものなので、知覚過敏だとは思いもしませんでした。
たまたまちょっと痛かっただけだし、ちょっとした虫歯なら一生懸命磨いていればそのうちなくなるだろうと放っておいてしまうことが多いですが、これが危険なのだそう。
痛みの原因を作る結果に
知覚過敏症状を作ってしまう代表的なものに、「間違った歯磨き方法」があるそうです。つまり、自分では一生懸命磨いて虫歯予防に努めている行為が、実は知覚過敏の原因となっていたということです。歯医者さんで知覚過敏だと言われたら、恥ずかしがらずに歯磨き指導を受けたほうが良いみたいです。さらに、今まで適当に安い歯磨き粉を使っていたのを改めて、知覚過敏用の歯磨き粉を使うようにすると効果が高いということで早速知覚過敏用歯磨き粉に改めました。
知覚過敏用の歯磨き粉の説明書きによると、歯磨き粉を使ってもすぐに効果が出るわけではなく、しばらく使っていくうちに効果が出てきます、しみなくなったからといって使用を中止すると、また痛みが出てきますとのこと。
知覚過敏用歯磨き粉を継続的に使用し、知覚過敏を防ぐことが大事なんですね。