フロスによる仕上げは虫歯対策で重要ですね。ところが終わった後のフロスがくさい、他人の臭いのようなものがする事はありませんか?私はありました。あの臭さは一生忘れません!
なんかクサくない?
歯と歯の間にたまる汚れをきれいに取ることは、虫歯予防に効果がありますね。歯ブラシでは取りにくい場所ですので、フロスや糸ようじを使ってかき出します。面倒ですが私も毎晩フロス仕上げをしています。
ところで、この仕上げが終わった後のフロスを嗅いでみたことはありますか?通常は特に臭わないのですが、まれに「他人の口の中」のような臭いがすることがあります。というか私はこのにおいがしてショックでした。私の場合は親知らずが出てこないまま埋まっている場所の仕上げをしたときです。
通常の歯と歯の間の汚れは歯ブラシとフロスで取れます。しかし、奥歯、特に親知らず付近は手入れが行き届かない事が多く、汚れがたまりやすいのです。親知らずが横向きになって眠っている場合などは、臼歯の溝部分に汚れがたまりやすくフロスでも取りきれません。たまった汚れは当然ニオイの原因になりますし、虫歯の温床となってしまいます。
ハミガキ後のうがいに一工夫を
ハミガキの後は水でうがいをする方がほとんどだと思います。
私の場合はフロス仕上げを始めた頃に、このようなにおいがしただけで、何日間かすると消えました。においがなくなったので水で十分だろうと判断していますが、フロスに臭いが付いているようなら、不十分かもしれません。
人と顔を付き合わせる事が多い仕事をしているようなら、口臭問題は深刻化しやすいです。自分では気づかずにクサイ臭いを周囲にまき散らし、迷惑をかけているかもしれません。ニオイによって売り上げが減ったり、商談がまとまらなかったり、あるいは人生における大切な出会いを逃してしまうなどは是非とも避けたいところです。私の場合は「パパ、口くさいね」なんて言われたくないという感じでしょうか。
においがかなり気になる場合には、口臭対策にも効果がある「マウスウォッシュやデンタルリンス」などを使用したうがいを取り入れてみると良いです。液体であれば歯ブラシでもフロスでも届かないような場所にまで行き渡りますのでかなりの効果を期待できると思います。
使い方はいたって簡単で、水の代わりにデンタルリンスを口に含んでクチュクチュとうがいをするだけ。歯磨き前と歯磨き後に使用するものがあります。口臭対策に高い効果が期待できる商品も販売されていますので、試してみる価値はありそうです。
うがいでも不安なら
歯の状態によっては歯ブラシ、フロス、デンタルリンスによるうがいでも不安が残るという方もいるかと思います。そういった場合は一度歯科医に相談されるのが一番良いかと思います。
ただ毎日歯医者で汚れを取ってもらう訳にもいきませんし、どうしても自分で何とかしたいと考える場合には水で洗い流すジェットウォッシャーによるハミガキをおすすめします。ジェット水流によって隅々の汚れまで洗い流すことができますので、奥歯の奥の部分まできれいにできます。
歯ブラシ、フロス、ジェットウォッシャー、デンタルリンスを併用することで虫歯予防と口臭予防対策に高い効果を発揮することができるでしょう。